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嫉妬することなかれXマッチ
まもなく、Xマッチがはじまる!
「2022冬 Chill Season」からは、自分の限界に挑むモード「Xマッチ」が追加されるぞ。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) November 17, 2022
ウデマエS+0以上のプレイヤーが参加でき、ルール別に計測される「Xパワー」をかけて真剣勝負だ。
なお、Xマッチが解放されても、引き続きバンカラマッチには参加できる。
好みや気分で使い分けるのがオススメだ。 pic.twitter.com/6h5KaxKVfI
前作のガチマッチ・ウデマエXを経験してきた自分としては、「嫉妬」と折り合いをつけるのが楽しむコツになると思う。
Xパワーで嫉妬しがち
Xマッチのようなランクマッチは、自分の実力がXパワーで数値化される。そしてカンストがない = 終わりがないので、自分で満足できる目標を見つけることになる。
高い目標の例として、ランクイン (500位以内) というのがある。誰の目からも分かりやすいので、目標にするプレイヤーも多そうだ。しかしこれは、けっこうハードルが高い。スプラトゥーンに十分な時間をつかって努力するのが必須だろうし、もしかしたら元々のセンスも必要かもしれない。
遊びの中で掲げる目標にしては、ハードルが高すぎて現実味がないかもしれない。(掲げるのは良いが、いつまでも達成できなくて辛い)
ランクインのような絶対的目標が現実的ではないとしたら、相対的目標を見つけることになる。幸か不幸か、Xパワーで数値化されているので、人と比べるのはとても簡単だ。
「あの人がXパワー2300を達成したから、私も追いつきたい」「あの人にXパワーを抜かれたから、抜き返したい」など。とてもよくわかる心理だ。
こういった人と比べて自己評価する構造が、嫉妬という苦しみを生みやすい。
嫉妬は良くない
嫉妬は良くない。十七条憲法にもそう書かれている。
十四曰 群臣百寮 無有嫉妬
嫉妬すると嫉妬されるようになりキリがない。素直に人を褒められなくなって、優秀な人材が評価されず出てこなくなる。だから嫉妬心を持つな。… といった内容が続く。
聖徳太子が17しかないルールの1つに割り当てたぐらい、嫉妬心を問題視していたようだ。
他の例では、キリスト教 (とくにカトリック) で嫉妬は七つの大罪の一つに数えられる。
漫画やゲームの元ネタに使われることも多く、有名かもしれない。
(私は 鋼の錬金術師 や 七つの大罪 (漫画) を連想する。2つともオススメ。)
嫉妬は良くないと昔から言われ続けている。そうはいっても、Xマッチでは嫉妬心を持ちやすそうだ。
では、どうしたら良いだろう。嫉妬のメカニズムから対策を考えてみる。
でも嫉妬は本能
心理カウンセラーの分析をもとに考えてみる。末尾に参考にした書籍をのせた。
(客観的証拠・研究による裏付けはなかったが、心理変化を表現したストーリーとして納得感があったので参考にした)
嫉妬は 自分の価値 (自己肯定感) を保つための防衛反応 と解釈できるそうだ。
つまり、本当はもっと自分に価値があるはずなのに、相手との相対的評価では価値が低くなってしまった時、自分の価値よりも相手への評価に問題があると非難・攻撃する反応だ。
多くの場合、相手の評価に大した問題はなく、的はずれな非難になりやすい。
この嫉妬という防衛反応は、健全に生きていくために重要で本能に近いため、自分ではコントロールしにくい。無自覚なことすらある。
自分の価値を誤認しているので嫉妬する
嫉妬を自分ではコントロールしにくい
嫉妬は攻撃的になりがち
嫉妬攻撃が的はずれな批判になりがち
正しい評価が見えにくくなる
嫉妬は連鎖しがち
Xパワーに 高い/低い はない
嫉妬のメカニズムを見てきた。根本的原因は、自分の価値を誤認していることにありそうだ。つまり、絶対的評価にメンタルが耐えられないので、歪んだ相対的評価に持ち込もうとするのだ。
だから、Xパワーを絶対的評価としてそのままで受け止めるようになりたい。
Xパワーが高い/低いのは、他人と比べて勝手に生み出した価値観
Xパワーは自分と比べる (自分だけの基準を持つ)
Xパワーが自分より高い人を素直に評価する
自己嫌悪や嫉妬にはノーリアクション
そのような理屈が分かっていても、Xパワーが低いと自己嫌悪することもある。そういう時、辛い感情にリアクションをとらないことが重要らしい。たとえば、「Xパワーが低い」「自分が下手すぎる」などツイートすると、かえって辛くなるから、やめたほうが良い。
逆に、嫉妬された時もリアクションしないのが良いようだ。相手の評価に関係ない自己評価を持つべきだろうから、まずは嫉妬なんて気にしない風の態度から始めるのが良いのかもしれない。
参考書籍
大嶋 信頼. 消したくても消せない嫉妬・劣等感を一瞬で消す方法. 東京: すばる舎; 2018.
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