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心のド真ん中にいつも「日の出通り商店街いきいきデー」がいる。

ここしばらく、映画とかNoteでインプットとアウトプットを増やしていたら、どうやら「職能+殺し技」というジャンルが好きらしいことを思い出してきた。ようするに #人が死ぬ やつだけど、ただ死ぬのではなくスキルの発露で結果的に死ぬ。そういうバランスが好きなんだと思う。

「ありふれたもの」に何かが付与されることで「もうまともにソレを見られない」となるのが好きなんだな。いわゆるミーム汚染というやつですね。
ニンジャスレイヤーの台車についての記事ベンダーミミックはその論法で書いてあるんだぜ)

似てるけど「プリングルズのパッケージカワイイ」は見立てとかじゃなくて、普通に正当ミームなのでみんなもパッケージに注目してみてね。


そんなわけで、何件かそういう意味で好きな作品を紹介します。

「日の出通り商店街いきいきデー」

おそらく原点にあたる短編。
一定条件を満たした商店街の男たちが楽しそうに殺し合いを始めるという導入から自営業スキルが魅力的に行使されていく展開が見所。中華、天ぷら、医者、大工、サラリーマン......etc その場に出てこない人々までも想像可能な奥行きのある世界観ととってつけたような「宇宙の真理」から導かれる「殺し合いの理屈」が好き。

オフィスハック

ニンジャスレイヤーほんやくチームが仕掛ける企業スパイアクション。血と暴力の国だが殺人行為は「調整」という名前に置き換えられカラッとしたスピード感のある展開がみどころ。 あなたの会社でも活躍しているハッキング能力や術者の体質が「殺し技」として活用されている。

その感想文たち(あらすじのおさらい)

シェイドウォーカーズ(個人の感想です)

アロハ天狗さんが殴りつけてくる人が死ぬ系ノベルの最高峰であり、ミーム汚染を別の意味にミーム再汚染しているあたりに新鮮さがあり、冷笑気味なアレやコレが実在性をもって日常に侵食してくる感覚を味わっています。

その感想文

バトルロワイヤル(小説)

職能+殺し技のバリエーション。
学生生徒ならではの部活スキルや体格差が色濃く出た作品で、それに支給される武器のランダム性がエンターテイメント感を引き出している。それに引き換え「サラリーマン・バトル・ロワイヤル」は!! 

※これはジャンルを誤解させる邦題が悪いのであって映画は悪くない。

必殺シリーズ

「仕掛け人藤枝梅安(小説シリーズ)」は好き。絶対に正面突破ではお侍に勝てないからスニークするぜという割り切り方と、だからこそのクライマックスがすっごくいい。「職能+殺し技」の最高峰。

TVシリーズは寡聞にして知らず多くを語ることはできないのですが、時代劇専門チャンネルで後追いをした限り「ゆでたまごを投げつける二人組のキン肉オトコ」や「懐から無限にハンマーを取り出し放物線を描いて投げつける江戸のクッパ大魔王」などのバグが散見されるので実体化をする際に製作人がなんか吸ったんじゃないでしょうか。

そんなわけで「職能+殺し技」#人が死ぬ ヤツを見つけたら食べてみる病気です。 おもしろかったらご報告するよ。たのしいね!

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