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「海のはじまり」第三話 元気じゃないけど大丈夫
ネタバレしてますので未見のかたはお気をつけて。
今回は夏くんと海ちゃんの心が通じ合う感動を描きつつ、二人の世界ができることで、外野が誕生してしまうことの苦しさに包まれた物語だった。
「海のはじまり」では「選択」が大きなテーマになっている。「選択肢から選ぶこと」と「選べない現実」がいくつも交錯する。
生むことを選ぶ水希。選べな勝った夏。堕ろすことを選んだ弥生。母親と一緒にいることを選べなかった
「海のはじまり」第二話 選ぶこと、自分らしさ、自由であること
それぞれの過去が少しづつ明らかになっていき、責任の問題ではなく、自分の過去とどう向き合っていき、これからどう歩んでゆくかに焦点が合ってゆく。
海にはじまりとおわりがないように、現在と過去は繋がっている。過去の出来事は現在とともにある。現在が過去の意味を書き換える。
そして過去と現在が入り混じりながら、すべては未来へと繋がっていく。
さっき打ち寄せた波と、今打ち寄せる波があったとき、それは過去
「いちばんすきな花」第6話の2周目 ゴミ袋の袋はゴミなのか
時間があったから再び。前回は全体の流れや構成に目がいきがちだったので、今回は気になった細部ほ要素についてあれこれ。
ゴミ袋の袋はゴミ?
冒頭で時間をかけるので今回全体のテーマになってるはず。
ゴミ袋の袋の役割とは。本人(?)からすれば、ゴミ袋を入れる袋であり、袋なのだから袋として使われてもいいし、ビニールという価値もあるだろう。何かを包んだり、緩衝材としても使えるかも知れない。
ここでは、ゆ
いちばんすきな花 第7話感想。間違い探しのどっちが間違い?
いまだに感想を話し合える友達もいないので、ひとりここに書くことに。
4人の揉めかたが全員まるで私だ
椿さんが家を売ることになってもめる4人。
揉めだしてオロオロする椿さん。
怒りを椿さんだけでなく周りの人たちに向けてしまう夜々ちゃん。
納得いかない理由を説得するのではなく、席を立ってしまう紅葉くん。
自分が悪かったことにして場をおさめようとするゆくえさん。
これ全部、私が揉めた時によ
いちばんすきな花の第8話感想
こんなにドラマ見てるのいつぶりだろう。娘が生まれてから初めてなので17年ぶりくらいか。
いちばんすきな花も序盤のヒリヒリした展開から、すっかり落ち着いたものに。今回は美鳥さんとみんなの過去の出会いを回想するもので、悲しくはあるけれど思いでとしてなので受け入れやすく。
とはいえ、穂積くんが…。
今回のキーワードは「ポジティブワード」
それぞれの嫌いなポジティブワードを話す冒頭。それは、それぞ
いちばん好きな花はいちばん好きなドラマ
やっと最終話を見ました。いつの間にか涙が流れていて、ああ、わたしは泣いているのかと。
「いちばん好きな花」という呪縛
途中まで見ていたころ、みんなの幸せを願って「最後にはそれぞれがいちばん好きな花をみつけることができればいいな」と思っていたわたし。真逆でした。浅はかでした。
周りからの規範、偏見に苦しめられてきた4人。「いちばん」にならずに「ひとそれぞれ」でいい。「好き」でなく「嫌い」に目を
「海のはじまり」第一話感想 「いちばん好きな花」との比較や責任について
「いちばん好きな花」が好きだったので生方美久脚本の「海のはじまり」を見ることに。
「いちばん好きな花」は人間関係がテーマだった。それぞれが抱える生きづらさは、「こうでないといけない」という規範の呪いのなから生まれていた。その呪いを解くために、それぞれが何かしらの決断をして、関係性が変わることで、居心地の良い場へたどり着く。
「海のはじまり」の映像的な美しさや音楽、言葉のひとつひとつに深い意味を