シウマイ🍮

ライブアイドルのレポなど。フロアから見た風景を気まぐれに綴ります。好きな食べ物はプリン。

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最近の記事

「plant」

2023年5月20日はクロスノエシスの4th anniversary one man live「plant」で恵比寿LIQUIDROOMに行ってきました。 同日をもって無期限で活動を休止するクロノスにとって最後となるライブ(※)でしたが、その事実に反するかのように、無限の可能性を感じる公演でした。 ※ 以降、ライブ活動は行わないとのこと ライブは「stable」からスタートし「翼より」へと展開していきました。静かで緊張感あふれる立ち上がりでした。 初っ端の「stable」の

    • 「THE LAST」

      昨夜(2023年4月26日)はMalcolm Mask McLarenの現体制最終公演「THE LAST」で新宿Blazeでした。まるで夢を見ているかのようで、一夜明けても現体制が終わった実感がありません。 「規制解除」のサブタイトルの通り、フロアルールは特にありませんでした。ステージとフロアの隙間にはダイバーキャッチがいて、SEから高いリフトとサーフが現れ、フロア前方は圧縮の繰り返し。瞬時にコロナ禍前のフロアを思い出しました。こうなると歌を聴くという感じではなくなりますが

      • uijin 混沌をもたらす者

        2022年11月16日はuijinの「2022(#BFF)」でO-EASTに行ってきた。 私が初めてuijinを観たのは、2019年7月5日に同じEASTで開催されたワンマンライブ「aim for the highest」だった。滅多にそんなことをしないのだが、当日券で入った。もしもあの時、EASTが完売していたらuijinと出会うこともなく、現在とは少し違う世界線でアイドルを観ていたのかもしれない。そうした感傷も念頭に置いて、16日はあの時のEASTと同じPA卓前付近でス

        • タイトル未定の2つの強み

          後で知ったのだが、「いつか」という楽曲らしい。 芯が通って張りのある声の周りを暖かな‘ゆらぎ’が包み、北の大地の澄んだ空気を優しく切り裂いていた。 彼女の歌い出しの情景はその後2日間、私の脳裏を捉えて離さなかった。それは今回の北海道遠征で観た全グループの全てのパフォーマンスの中で最も心に残ったシーンだった。 2022年10月22日(小樽でHOKKAIDO IDOL EXPO プレ!)と23日(タイトル未定 presents「HOKKAIDO IDOL EXPO Vol.3」

          【書評】『証言モーヲタ』

          吉田豪著の『証言モーヲタ ~彼らが熱く狂っていた時代~』は、モーニング娘。の全盛期にモーヲタだった15人に、あの頃の娘。との関わり方を取材してまとめた本だ。 娘。の全盛期とは、後藤真希さんが加入した1999年8月から、ハローマゲドン(ハロー!プロジェクトの大規模改変計画)の発表を経て彼女が脱退する2002年9月末ぐらいまでを指す…と理解して差し支えないだろう。 面白かったのは現在のアイドルヲタクとの共通点と相違点だ。 共通点は人がアイドルにハマる背景だ。本書に登場するモ

          【書評】『証言モーヲタ』

          LEADINGエクストロメ‼︎

          SEが鳴り響く中をメンバーが登場し、小町まいさんがセンターの位置につく。1曲目は「It's Show Time」だった。この曲がはじまってわずか数秒、流麗な彼女の所作を見た瞬間、驚きとともに脳裏に浮かんだ言葉(そのまま文字化)は「まだ上手くなるのか!」だった。 8月22日はLEADINGエクストロメ‼︎で仙台PITに行ってきた。この日は9組のライブを鑑賞したが、その中でもサンダルテレフォンは極上のパフォーマンスを見せてくれた。そう感じたのは音が良かったからでもある。 前半は

          LEADINGエクストロメ‼︎

          “TINY TURN”東京公演

          2021年7月1日はサンダルテレフォンの“TINY TURN”東京公演でO-WESTに行ってきた。丁寧に作り込まれたステージだった。 この日の場内SEはDJによるプレイだった。ワンマンとはいえ、O-WESTの規模でDJが場内SEを鳴らしているのを初めて見た。選曲はダルフォンが意識する90年代~00年代のヒット曲で、Wink、SPEEDの楽曲に混じって、「シンクロナイズド・ラヴ」(武富士のCM曲)が流れていたのが面白かった。 ダルフォンの楽曲群を勝手にワンワードで表現するな

          “TINY TURN”東京公演