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【台湾 旅の記録】金門、戦争は観光資源

通っている大学の華語中心は11月25日で秋学期が終了。冬学期が始まる12月12日まで、まるまる2週間強の秋休みとなった。これくらいのまとまった時間を、自分だけのために自由に使えるなんて贅沢すぎる。もちろん旅行に出かけた。

まず向かったのは金門。以前にも書いた通り台湾(中華民国)と中華人民共和国が一番接近する離島だ。台湾では中華人民共和国のことをよく「大陸」と呼ぶ。であればその「大陸」を、「台湾」にいながらにして、自分の目で見てみたくなったのだ。

一眼レフカメラで撮影した写真は後日まとめるとして、まずは2泊3日のスケジュールを、当日の自分のツイートをベースに記録しておく。


【2022/11/27の旅日記】

台南から金門は立榮航空が運行する直行便があった。往復2万円ちょっと。50分ほどのフライトはあっという間。窓から澎湖島が見えたような気がした。

あっけなく到着した金門空港。飛行機を降りて到着ロビーへ向かう通路の、この天井に張り出された写真の数々に目を奪われる。わくわくしてくる。

バスは運行本数が少なかったので、まずはタクシーで水頭聚落という村落にある民宿へ。荷物を置き、今度はバスで街の中心部へと向かった。

金門は台湾では数少ない、日本統治時代に「日本人化」政策の対象外となった場所らしい。そう言われてみれば建築物の雰囲気もどこか台南とは違う気がするけれど、初心者にはやっぱりよくわからず。なんとなく青色の使い方が独特なような気がしました。

金門といえばやはり、国共内戦で激戦地となったことで有名。それを逆手にとって、いろんな「かつて戦争の舞台となった場所」が観光客に開放されている。初日はその一つ、獅山砲陳地に向かった。

ワールドカップのコスタリカ戦をABEMAで観戦。部屋に備えつけのテレビは結局途切れ途切れでだめだった。

机に向かっての勉強時間はゼロ。

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