『謎の独立国家ソマリランド・・・』を読んでみて
高野秀行さんの『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』を読んでみた。
タイトルからして興味深い本。ソマリアは聞いたことがあったが、
「ソマリランド!?」
「ん!?」
「夢の国!?」
という感じだった。胡散臭さが漂っている印象をはじめはもった。
実際に読んでみて、592ページというかなりの力作で、
ソマリランドがいかに謎に包まれた国なのかがよくわかった。
ソマリランド。プントランド。南ソマリア。
各国の人柄、文化、歴史といったもの網羅していて、とても読みごたえがある。
また、北斗の拳やワンピース、ラピュタといったたとえもユーモアだ。
氏族については戦国大名たちをたとえているが、それでも若干難しかった。
この本を読んで、一番の印象は・・・
「カート!」
最初から最後までカートだった。
カートなしには、この本はなかった。笑
まだまだ知らない世界は多い。ソマリランドに行ってみたくなった。
そして、自分にしかできないことをしたい。
そう思った。
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