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#33 【毒親ホラー】大声出す奴の口には俺の臭い靴下を詰め込みたい


自分の子供がワーワー騒いでたら、ものすごく腹が立ちます。


遊びであれ、どんな理由であれ、どんなセリフであれ、ある一定の音量を超えるとムカつきます。


特に、耳元に近づいてきて、「イヤだぁ!」とか言われると「うるっさいなぁ!やめろ!」ってキレそうになります。


ちなみに、他人の子供に対しても多少は思いますが、自分の子供ほどではありません。

また、女の子に対してはそこまで敏感に反応しませんが、男の子に対してはすごく腹が立ちます。


私の心が小さいのでしょうか?笑


口喧嘩を見るとドキドキする


昨夜、妻が娘(赤ちゃん)を寝かしつけたあと、今度は息子が寝ようというので、妻と息子は、娘が寝ている寝室に向かいました(今日はお父さんと寝たくないと言われた私は別室でテレビみてた)。


すると数分後、娘のギャン泣きが…


と同時にバタン!とものすごい勢いでドアが開き「静かにしろっていったでしょ!もうしらない!」「ごめんなさい!静かにするから〜」という怒号とともに私の部屋に戻ってきました。


息子がふざけて娘を起こしたのです。

毎度のことなのですが、ついに妻がキレました。


こういうとき、事情に関係なく、私の心臓部はドキドキが止まりません。おそらくこれを動悸というのでしょう。呼吸もいくらか早く浅くなる気がします。


そして頭の中は、


「何?何?何?何?」

「やめろやめろやめろやめろ」

「うるさいうるさいうるさいうるさい」

「どうしよどうしよどうしよどうしよ」


という感じでいっぱいになります。

(※赤ちゃんの泣き声も苦手です。寝かしつけは私にとって瞑想の修行です。)


腹が立つのとは直接違うのかもしれませんが、思考がジャックされる感覚で、今やっていることがストップしてしまうし、そのことに対しても、腹が立ってしまいます。笑


「一体何が起きたんだ!?」という焦りとともに、思考回路が停止して、ツムツムみたいなどうでもいいゲームを起動して、その場をやり過ごしたくなります。



街中でも起こる


以前、役所に住民票を取りに行ったときのこと。


角刈りでサラリーマン風の中年男性が、携帯で電話しながら顔を真っ赤にしていました。


「違うって!そこじゃない!その引き出しの封筒の中にあるだろ!探せや!今すぐ!バカたれが!あんだけ昨日言っただろうが!」


きっと本人確認書類か何かを忘れたんでしょう。

家にいる家族の誰かに命令する口調でした。


私はこんなとき、


「朝っぱらうるさいお前の方がバカたれだろ気付けバカたれ」

「どうでもええけど消えてくれ!ハウス!」

「メントスコーラって、てめぇのケツの穴に入れるためにあるんだぜぇ」

「このファッ●ンジャップが」


などなど、B級映画さながらのとても汚らしい暴言が次から次へと押し寄せます。


「はあぁ…(うるせぇわぁ…)」とため息しかでません。目撃しただけなのに、まるで自分も巻き込まれたような感じで、とても損した気持ちになります。


これはHSPあるあるなのですか?


両親の喧嘩が原因なのか?


私が小学校後半から中学1年のとき。

毎晩のように、酔った父親とシラフの母親が喧嘩していたときがありました。


決まって夜です。


私は、


「うわぁ、またやってるよ」

「いつか離婚なんてことになるんじゃないの?」

「まさかな、ただの夫婦喧嘩だ」

「喧嘩するほど仲良しだからな」


などと、超無理矢理ポジティブ思考で、布団に潜り混む日々(自分の部屋なんてなかったんでね)。


余りにもうるさいときは、イヤホンを付けて、声が聞こえなくなるまで音量を上げて、目を瞑るしかなかった(音量が大きくてなかなか眠れなかった)。


そのうち別居を始めたので、この問題は解消されたかに思えました。












こんどは、電話がはじまったのです。


決まって夜に。


21時から23時の、一般的には非常識とされる時間帯に電話が鳴ります。


うちはタウンページにも電話番号のせてなかったし、そんな時間にかけてくるのは父親ぐらいでした。鳴るたびに「ゲッ」と心臓部がビクビクしていました。


電話の内容から推測するに、復縁の話か、金を貸してくれの2つでした。時々「子供に代わってくれ」とマジで代わって電話させられてたので、本当にイヤでした。

酔ったオヤジから「元気かぁ?」って言われても「はぁ(で、何か用?)」としか答えようがないし、どうせ覚えてないだろうし、それがイヤで何度寝たフリしたかわかりません。今思ったけど、母親も俺に電話つなぐなよ。笑


うちの電話📞は受話器と本体がヒモで繋がったやつで、受話器そのものに番号がついてる謎のタイプでした。電話線も短いし、その電話の場所で電話するしかありません。留守電機能なんかあるはずもなく、誰かが出るか、向こうが諦めるまで鳴りっぱなしです。


しかもその場所が家の中心部だったせいで、寝るにしても、テレビみるにしても、トイレに逃げ込むにしても、風呂に行くにしても、全て同じ距離なのです。最悪です。丸聞こえです。逃げ場なしです。ホラーです。


もしかすると、電話嫌いはこれが元祖かも!笑


あまりにもイヤだったので、母親と相談し「よる8時以降は電話線を抜く」という業者みたいな対応をとっていた時期がありました。


そして、この問題も解消されたかに思えました。














こんどは、家に訪問し始めたのです(?)


決まって夜に。


電話がつながらないことに、父親が腹を立てたのです。


うちは、バカみたいに「ピンポーン」となるタイプのうるさい仕様のベルでした。


押すと「ピン」
離すと「ポーン」


この仕組みが嫌いで、しかも玄関入って土間の天井部に、田舎の防災無線バリのステレオが付いていて、ほぼ音量調節不可。それが爆音で鳴って、夜でも朝でも、とにかく鳴らされると隣家にまで聞こえるレベルで、飛び起きます!


明らかにこのせいで、私はいまでも「ピンポン恐怖症」です。将来家を買うときにはカメラ必須です。究極の居留守プロです。


夜、ピンポンが鳴るととにかく恐怖でした。
(※のちに電池を抜き、音を消しました)


しかもドアを開けるまで、バンバン叩くのです。

「おーい、あけてくれぇー。おるんじゃろー。」

って。バカみたいに。

ドラマに出てくる借金取りとおんなじです。


ドアといっても、ガラガラの引き戸です。ガラス戸です。叩かれるとうるさいのです。


そのせいか今でも、昔ながらのガラガラの引き戸の音を聴いただけで「やめろやめろやめろ」となります。関連するのかわかりませんが、店舗を開閉するときのガラガラシャッターの音もイライラします。あと、テレビで借金取りのシーンが出ただけで腹が立ちます(これは単なる弊害)。


結局、無事に両親は離婚しましたが、家を引っ越すまではその恐怖に怯える生活が続きました。
(引越し後も家を特定され、恐怖は継続しました…((((;゚Д゚))))))))

※現在は他界してます。なのに、まだ生きている感じがしてなりません。記憶ってオソロシイ…



結局、何が原因?HSP関係ある?


HSPの人は「音や光に敏感」と記述されていることが多いですが、どの程度のものでしょうか?

昔からそれが当たり前だと思ってきたので、普通なのかどうなのか、程度がよくわかりません。


私の場合…


家庭環境が原因か、生まれつきなのかはもはや自分ではわかりません。

しかし、この音についての苛立ちは何とかならんもんかと思います。

ましてや集合住宅に住んでいるので、早く自分の家を買って、こんなところから飛び出したいです。

あと、子供や家族に対してもそのような気分になってしまうのがイヤだというのが本当のところです。父親なんだから。それとも父親不適合者なのか?


何か解決策があればいいなぁと思います!

noteに書きながら、整理していきたい!

(INFJというよりはHSPの話なのか?)

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