ありか

大阪在住。昭和63年生まれ。 夫と息子、猫と暮らしています。 神社仏閣やスーパー銭湯巡…

ありか

大阪在住。昭和63年生まれ。 夫と息子、猫と暮らしています。 神社仏閣やスーパー銭湯巡りが趣味。 仏教を緩く学び中。

最近の記事

受け止めてくれるからこその喧嘩

あの伝え方されたの嫌だったな、、 最近、ひとまわり年上の同僚に対してこんな気持ちを持っていた。 それってどういう意味で言ってる?って言えずに、一旦持ち帰る癖がある。 気持ちが消化できるか一ヶ月ぐらい様子を見たけど、先日、相手にラインで伝えてみた。 「あの言い方どういう意味だったんですか? とても傷つきました。」 仕事の絡みでのことだったから、私の思いもしっかり乗せて結構キツめに送信した。  もしかしたら関係性が崩れるかもしれないけどそれでも伝えたかった。 相手から

    • 見ざる言わざる聞かざるがコツ。

      人間関係での失敗パターンはいつも見ざる言わざる聞かざるの逆だった。 もっと片目をつぶって人を見ないといけなかった。私も全然完璧な人間じゃないんだから。 もっと自分のことに集中しないといけなかった。人に指摘できるほど私も出来てるわけじゃないんだから。 もっと粗が見えない距離感を探した方が良かった。仲良くなりすぎる、知りすぎることも毒だ。 「ちょっと物足りない」よりまだ少し遠い関係でも笑顔と挨拶ができれば合格。 逆に笑顔で挨拶できないなら関係性を見直すサインだ。 だいたい

      • 変化するって、息をすることぐらい当たり前のことだったんだ。

        これから老いる自分の身体も、人の気持ちも、変わっていくことが怖い。 現在35歳。 「まだまだ大丈夫でしょ」と周りから言われるけど、身体の変化に敏感な方なんだと思う。 20代の頃と比べると明らかに体力が落ちて鈍臭くなっている。急に白髪も増えて目立つようになった。目も疲れやすい。頭の引き出しも鈍くなっているように思う。 とっっ …っても、落ち込む。 20代の頃は、身体の不安感がなかった代わりに、夫に対して、心変わりされないかどうかの不安が強かった。 でも、35歳の今は、

        • 「先生」と呼ばれる世界から主婦Aの世界線へ。

          今年からスーパーのピッキングの仕事をしている。以前は保育の仕事に携わっていた。 勝手なことを言うようだが、「先生」という呼称はなくしてもらいたいと常々思っている。 保育の仕事で「先生」と呼ばれていた立場だからこそ言いたい。この呼び方、とっても驕りを生むと思う。 私が浅い人間なのもあるかもしれないけど、便宜上の呼称と分かっていても、なんとなく自分が偉くなった錯覚に陥ってしまう。 驕りの気持ちで子どもと接しないようにだいぶ気をつけてはいたけれど、実際、思い上がりも甚だしい保

        受け止めてくれるからこその喧嘩

          好きなアーティスト系の話題はつらい。

          先日職場の人が、推しのVチューバーのイベントへ行った話をしてくれた。こういう話はドキドキする。“ありかさんは好きなアーティストとかいる?”というターンがほぼくるから。 * 子どもの頃から、「◯◯が好き」と言った時の相手の反応が怖くて何かにのめり込むということが苦手だ。 損な生き方してきたなぁって軌道修正した時期もあったけど、やっぱり“推し”と言えるほどの好きなものに出合えなかった。 * 私の仕事はお子さんがいる職場なんだけど、 「今度ありか先生に手紙を書いてくるね、絶

          好きなアーティスト系の話題はつらい。

          与える人は心がおしゃれ

          2024年1月12日(金) 屋外イベントの、炭火で牡蠣を食すBBQへ行ってきた。 息子は牡蠣が苦手で通常BBQ。 バターコーンが大好きな息子。 強気な価格設定で500円ほどする。 こちらの店はバイキング方式で、食材を取りその都度お会計をする仕組み。 バターコーンをおかわりするべく、500円を渡して息子一人で行ってもらい、いざレジに着くと何やら息子があわあわしている。 それを私は遠くから見ていた。 あわあわしながら息子が戻ってくる。 500円を握りしめたまま、 「プ

          与える人は心がおしゃれ

          正月明けの冷めた心を吐き出して

          令和6年は北陸の地震と飛行機事故で日本は心が晴れない幕開けになった。 義実家だけでなく私自身の実家も、毎年帰省したいと思わない。なんとなく義務感で当たり前のようにスケジュールに組まれている。 北陸の被災者の方々の中には、そうした義務感で帰省した人もいたのではないかな、そんな中で亡くなってしまうなんてことがありませんように。 そんなことを思いながら元旦は義実家でテレビを見ていた。 いつも正月は苦痛だ。 「コンビニ店員なんて時間を売ってるだけの仕事」「マンションは空を買うよ

          正月明けの冷めた心を吐き出して

          グレーはグレーのままで

          腹に真っ黒な感情を持っている。頭の中で何度もその人を殴った。許せない感情が消えない。 スピリチュアル界隈では、やたらと二極化、次元上昇だと謳われている。黒くて重くて汚い感情をきれいサッパリ手放すことに一生懸命だった。私も軽やかな気持ちで人生を全うしたい。スピリチュアルについては“にわか”の人間故に、そんな言葉に踊らされ少し焦っていた。 * 怒りの気持ちはなかなか離れてくれない。身体は両手を天に向けて手放しているイメージでいるのに、私のエゴが手放すことを許していなかった。

          グレーはグレーのままで

          優しさは貴方へ返る。

          もう15年ほど前の話だ。 仕事帰り、自宅の最寄り駅を降りると雨が降っていた。傘は持っていない。もう家に帰るだけだ。わざわざ傘を買うほどでもなかった。 自宅まで15分弱。ちょっとした軒下を歩いてみたり、木の下を歩いてみたり。少しでも濡れないように、俯きながら歩く。 もう着くかなと思っていた時だ。 「これ使って下さい。」 後ろからスーツの男性に声をかけられた。 男性が持っていたビニール傘を差し出されていた。 「あっ…家そんな遠くないので大丈夫です。」 少しびっくりして焦っ

          優しさは貴方へ返る。

          大人になるということ

          “苦しい”の正体は「自我」 私は仏教徒ではないが、緩く仏教を学んでいる。きっかけをくれたのが、たまたまYouTubeで見つけた「大愚和尚の一問一答」である。 備忘録として大事なことをまとめたい。 自我、という言葉自体はよく聞くが、エゴとも言い換えられる。大愚和尚的に言えば、 この世で最も大切にされるべきという感覚 最も重要で、貴重で、大切なこの私 これが自我。 とても平たい説明でわかりやすい。 最も重要で、貴重で、大切にされるべきこの私に、誰かが「NO」を突きつけ

          大人になるということ

          つまずけば仕切り直せ

          大阪西淀川区にある姫嶋神社。 “やり直し”の神様で主に女性の再出発を後押ししてくれる。 一人で参拝に行ってきた。 現在35歳。 恥ずかしながら何者かになりたいモラトリアムの期間が長く、◯◯やってます!という話題が苦手だった。 今現在、何者にもなれていない。 資格に憧れ、一念発起して数年前から保育士の勉強を始めた。 仕事は保育補助で実務経験を積みながら。 どうやって勉強したのかと聞かれるが、勉強にコツなんてない。 集中と根気と継続を決めるだけだ。 9教科 過去問7〜8年

          つまずけば仕切り直せ