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好きなアーティスト系の話題はつらい。

先日職場の人が、推しのVチューバーのイベントへ行った話をしてくれた。こういう話はドキドキする。“ありかさんは好きなアーティストとかいる?”というターンがほぼくるから。

子どもの頃から、「◯◯が好き」と言った時の相手の反応が怖くて何かにのめり込むということが苦手だ。
損な生き方してきたなぁって軌道修正した時期もあったけど、やっぱり“推し”と言えるほどの好きなものに出合えなかった。

私の仕事はお子さんがいる職場なんだけど、
「今度ありか先生に手紙を書いてくるね、絶対捨てないで飾っててね、大きくなったらここで働くね!」と突然言った女の子がいた。

その子は年長さんで。もうすぐ環境が変わることを自分でわかっているんだよね。自分なりにお別れの準備をしているのかな。気持ちの整理を形にしたいのかな。そんなことを思い巡らせることが落ち着く。


こういう心の機微が私の興味の対象なんて、人によっちゃ究極につまらないけどいいの。
私はその女の子のこと、また愛おしく思えたから。幸せでいて欲しい人が増えた。


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