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【SLAM DUNK GI】18話「桜木の提案に物申す者」

桜木はプロ入りを目指す為、宮城に手伝ってほしいことがあると言った。

「手伝うって何を?」高宮
「バスケ系ユーチューバーってあるだろ?」桜木
「あーよく 1ON1とかシューティングゲームとかやってるやつだよな。」高宮

「ズバリ!! (天才バスケットマン桜木プロへの道) この企画入れてくれ!」

「なぁりょーちん決まりだ!はっは(笑)」桜木
「おーーーやれやれ! おもしろそーじゃん! たまには撮影手伝ってやるよ。」高宮

桜木と高宮が盛り上がる中、宮城が全然のってこない。

「りょーちんも生活があるだろう!この桜木の企画だ。間違いなく伸びるはずだ!ギャラは交渉してやるよ ウィンウィンってやつだ! いいだろ?」桜木

「・・・・・・」宮城



「あやちゃんから逃げたんだ。そんなチャラチャラバスケやってる姿見せられるかよ、、、。」宮城

「・・・・」桜木
「アネゴ 見るかわかんね―ぞ。そんな甘い世界じゃない。多分」、、。」(心の声)高宮

桜木節を抑え、また丁寧に宮城に諭す。


あやこさん喜ぶと思うぞ」

「いや あやちゃんを裏切ったようなもんなんだぜ。裏切ったもので稼ぐなんてできねーだろ。」宮城

「そもそも アネゴ が見るとは限らない。」(心の声)高宮

意中のマネージャーのこととなると宮城も頭が固い。そしてそれを諭す姿に桜木の成長のあとが垣間見える。


「何言ってんだよ あやこさん バスケやってる姿見たいに決まってるだろ?」桜木

「いーや おめーに 何がわかる?」宮城



すると後ろから声をかけられる。


「さっきから黙って聞いてれば、甘いこと言ってんじゃねーぞ。」

「あっなんだと!?」

3人が振り返ると

「お前は!?」

そこに立っていたのは、県大会でしのぎを削った陵南高校、宮城と同学年の


福田吉兆

だった。

抜群の得点力を備え桜木と同ポジションでライバル的な存在でありプライドの高い性格の福田には耳障りだったのだろうか。


「俺はお前らに勝って、全国でも陵南のスコアラーとして結果残したんだぜ。でも推薦なんて来なかった。」福田

「そりぁ お前のディフェンスがネックになったんだろ・・?」宮城

「それでも俺は逃げなかった、、。」


「宮城リョータ お前はリングのない空にシュート打ったことあるのか?」福田

「は??」宮城

とある練習試合中の問題行動により部活停止となった福田はその状況に腐らず一人黙々と練習を続けた。
そこには空しかなくても今できることをやる。
高いプライドとハングリー精神を持ち合わせていた。




「宮城リョータ 俺と勝負しろ!」福田

(続)

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