「私」を生きていく💠

(前回の続きです...)

私はいつしか、自分の心の声が聞こえなくなっていた。

「本当の私ってどんな人なんだろう...」

誰かのようにならなければいけないと、自分で自分を縛っていた。

あるがままの私を愛することができなくなっていた。こんな自分じゃ嫌われる。家族からも見捨てられる。優秀な兄や友人に置いていかれる。

こんなんじゃ、誰も愛してくれない...!

他者と自分を比較しながら、自分には無いものを手にしている誰かが羨ましくて。妬ましくて。

いつしか、私は本当の自分を見失っていた。
本当は何がしたいのか、どう在りたいのか。
感情も麻痺していたのだ。
誰かから与えられた「当たり前」を疑う事なく、吸収し受け入れ、
自分の望みなんて全く聞いてあげられなかった。
ただただ自分を取り繕うことに必死だった。

小学生でうつ病を発症し、
摂食障害で寝たきりになり、
自傷行為をやめられず、
不安障害で外出恐怖にもなり、
これまで当たり前に出来ていたことが
どんどん出来なくなっていった。

10代。
制服を着て、毎日学校に通い、家族以外の人間関係を構築し様々な価値観を吸収して、色んなことを学び、恋もして、青春を謳歌する。
そんな普通の人生を歩むはずだった。
だけど、私にはそれを叶えることができなかった。
結局、1番欲していた「普通」を追いかけていけばいくほど、どんどん手に届かない場所まで遠ざかっていった。

きっと、この経験は他人からすれば、
可哀想な人と映るのかもしれない。
白い目で見られることもあった。

でも、この経験を経たからこそ、
身体と心が命をかけて教えてくれたからこそ、
「普通」を追い求めるのではなく、
「私」を生きる為に私自身が気付かせてくれたのだと、そう思うようになった。

病気になり、不登校になり、思い描いていた人生を歩めなくなったのは、
誰のせいでもない。
自分のせいでもない。
ただ、生き方を間違えただけ。
自分らしさを見失っていた私は、
あのまま学校に通い続けていれば
きっと死んでいたと思う。。。


約8年経った今でも、私の歩むスピードは人よりはゆっくりで、出来ないこともある。一歩進んだかと思えば二歩も三歩も下がってしまうことだってある。

同年代の人を見て、羨ましいな...って1人泣いてしまうことだってある。
でも、人生の花が開くのは人それぞれのタイミングがある。
みんなと同じ道をみんなと同じ歩幅で進まなきゃいけない訳じゃない。
例えその一歩が小さくても、焦らずに
着実に進んでいけばいい。
人と違う道を歩むのはとても勇気のいること。時に投げ出したくなるけど、
生きてさえいれば必ず幸せへの道が見つかるはず。
私はそう信じている。
どうか、自分を大切に。
辛い時はそれを否定しないで。
辛さや苦しみは人と比べるものではない。
自分が苦しいと感じるのなら、それが正しい。誤魔化したらもっと苦しくなってしまう。

自分らしく、ゆるりと人生を歩んでいくことを大切に。
自分の心のままに🌸

「人と一緒じゃなくてもいいんだよ。」

最後までお読みいただき、ありがとうございます🙏🏻

このnoteでは、あるがままの私についてゆるりと綴っていきます。よろしくお願いします🙇🏻‍♀️

愛と感謝を大切に。自分自身をも大切に。


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