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教師を選んだ理由

小さい頃の夢、覚えてる?


幼少期から、なりたいものが多くありました。

覚えている範囲で最も古いものは、年中くらいに考えていた「消防士」です。


当時住んでいた家の近所でボヤ騒ぎがあった際に

近くで消防士さんと、消防車を見たのがきっかけです。


また次に古いものは、「漁師」です。

これは母の知り合いに、船で釣りに連れて行ってもらったことがきっかけです。


こう考えていくと、私がなりたかった夢は

すべてミーハーから生まれていたなぁと思います。


飛行機に乗っては、「パイロット」

トーマス・エジソンの伝記を見ては、「発明家」

稲川淳二のイベントに行っては、「怪談師」

あとは「歌手」「検察官」「理学療法士」など

(どれもドラマの影響です)


ただ、動機が不十分であるように、どの夢も長続きしませんでした。

本腰入れて目指すほど、本気になれなかったのです。


教師になろうと思った理由


中学3年のとき。

当時もいくつかなりたいものがあったと思います。

そして進路を決める3学期。


担任の先生にも相談に乗っていただきましたが、夢は定まりませんでした。


いま何になるか決めなくていいから、決まったときにすぐに動けるように勉強しておけ。」


この言葉にハッとしました。

それほど努力しないで通る学校を受験しようと思っていたのですが、

例えば「弁護士」や「医者」になりたい!と決めた場合、

今の勉強をおろそかにしていたら、そこからなるのはとても苦労します。


それから勉強に対して火がつきました。


勉強しておけば、何にでもなれる!こんなにやる気にさせてくれた先生ってすごい。


ん・・・?待てよ?

先生っていい仕事じゃね?


ここから、自分の人生だけでなく、人の人生に良い影響を与えられる「教師」になろうという夢をいだきました。


もう一つの理由


これは、後付けになりますが。


初めて3年生の担任をした際。

私のクラスには、それこそ多くの、多種多様な夢を持つ生徒たちが在籍していました。

「弁護士になる」 「看護師になる」「美容師になる」「劇団に入る」・・・


そこで改めて「教師」という仕事の素晴らしさを感じました。

それは何か。


将来、夢を叶えた生徒たちと酒でも飲みながら

その仕事の「やりがい」や「裏話」などを聞けば

その仕事をやった気になれるんじゃないか?


なりたい仕事が多くあった私には、とてもピッタリです。

事実、生徒が希望の進路に合格すると、自分のことのように嬉しいものです。


コロナ禍で「酒でものみながら」の部分は実現していませんが、


先日「看護師」になった生徒の話を聞くことができました。

看護師さん・・・大変ですね。本当にお疲れさまです。


もちろん、ブラックだという部分も多くありますが、

私はけっこう「教師」という仕事を気に入っています。

#私の仕事

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