【感想】フジテレビ「元彼の遺言状」生田斗真・双子役ではない怪しさ！

ドラマ「元彼の遺言状」第一話

敏腕弁護士・剣持麗子（綾瀬はるか）は、元彼氏の森川栄治（生田斗真）が、巨額の遺産をもっていたことを知る。さらに「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していた。

栄治と同じ大学・サークルの先輩である篠田敬太郎（大泉洋）は「代理人になって僕を犯人に仕立ててほしい」と、遺産山分けの提案を、麗子に持ちかける。軽井沢別荘では、栄治の遺言状を託されていた弁護士・村山（笹野高史）をはじめ、森川家の人々、遺言状に書かれていた栄治の元カノたちなどが、集まっていた。

いやぁー！早すぎる展開に困惑してしまった。
まるで、2時間ドラマのようなスピードで、次から次へと展開していく。

怪しげな登場人物たちが多すぎる！

スピーディーな展開と共に、登場人物が多すぎて、把握するまで時間がかかってしまったぁ。しかも、全員怪しいし…。ちょっと復習（笑）

【主要メンバー】

敏腕弁護士・剣持麗子（綾瀬はるか）
元彼・森川栄治（生田斗真）
→大学時代に麗子と付き合っていた。奇妙な遺言状を残す。
栄治と同じ大学・サークルの先輩・篠田敬太郎（大泉洋）
→栄治が住んでいた軽井沢別荘の管理人、ミステリー作家志望。

【森川家】

栄治の父親・森川金治（佐戸井けん太）→森川製薬の社長
栄治の兄・森川富治（生田斗真）→大学准教授
栄治の叔母・森川真梨子（萬田久子）→森川製薬の専務
栄治の栄治の従兄弟・森川拓未（要潤）→森川製薬の新薬開発担当
拓未の妻・森川雪乃（笛木優子）→亡き栄治の元カノ
栄治の従姉妹・森川紗英（関水渚）→幼少期から栄治に片思い

【栄治の関係者】

看護師・原口朝陽（森カンナ）→栄治を看病。そして元カノ
獣医師・堂上圭（野間口徹）→森川家の専属獣医師。
栄治の愛犬・バッカスの主治医。別荘の敷地内にある離れで息子と暮らす。
法律事務所の弁護士・村山権太（笹野高史）→栄治の遺言状を託される

演出から連想させるミステリー！

カメラワークが独特～！ミステリーさ満載～！
また、細かいところを見ていると面白い！
例えば、こういう連想は？

〇栄治の部屋にあったアガサ・クリスティーの名著『ねじれた家』
→このドラマは、遺産相続ミステリー

〇遺産相続ミステリー→定番の動機は？
→「金」「復讐」「恋愛」

〇栄治の愛犬・バッカスがアップ
→吠えた（誰かがいた？！）→栄治の亡き姿が発見される

〇灰皿の上に置いてあった弁護士・村山権太（笹野高史）のタバコのアップ→村山が倒れる→原因はタバコから

〇麗子が別荘を出て行くシーンでは…。
フライパンで焼くフレンチトースト→麗子（綾瀬はるか）と篠田（大泉洋）の会話（フレンチトースト焼かれている音）→上面（表面）が焦げたフレンチトースト→誰かがそこにいた？！

篠田が途中で、フレンチトーストをひっくり返していないので、上面（表面）が焦げているのがおかしい。誰かがフレンチトーストをひっくり返した？と怪しむ声も。

なぜその答えに？

『ねじれた家』の本に書き残されていたのが、B1 A3 C10 A6だった。
ラストシーンの「しのだをたのむ」と書かれたノートには、
B3 E5 A13 E10  A4  E5  C10  A13　と書いてあった。

剣持麗子（綾瀬はるか）が、相続する物件が、東京にある法律事務所。言われた際に、栄治が作った「街のおすすめスポット」をまとめたフォトブックをもらっていたので、そこからヒント。
そうなると、本に書き残された「B1 A3 C10 A6」は、なんでしょうね？

生田斗真さんの一人二役に驚いた！

原作とドラマで異なる設定があるようですね。その一つに、生田斗真さんが、一人二役を演じている森川栄治と森川富治にあるようです。

原作では、兄の容姿は、弟と似ていない人物として描かれているのに、ドラマでは双子のように似ている。

個人的には、生田斗真さん演じるのは、森川栄治役だけだと思っていたので、出てきたときには、麗子（綾瀬はるか）同様に驚いた（笑）

「え？！兄？」って思った（笑）

しかも、普通一人二役を演じる場合、髪型や服装を変える、ほくろや髭などをつけるなどして、いかに別人を演じるのだけど…どう見ても、そのままの生田斗真さん。演技力で勝負したということなのでしょうか？

しかも、双子の設定かと思いきや違うし…どういうこと？？
こうなると、視聴者としては、あるあるだけど「森川栄治と富治の入れ替わり」説がでてきますね。

さて、次回は、どうなることでしょう？

それでは、まったね～＾＾

【参考】
ドラマの公式動画、サイトほか