マガジンのカバー画像

千字日記

258
運営しているクリエイター

2020年3月の記事一覧

てきすとのコアはにんげんのコア

てきすとのコアはにんげんのコア

活字媒体においては言うまでもなく、SNSやブログ、noteの類だって「どこまで行っても自分の鏡でしかない」と思うんだよな。

たとえば、インフルエンサーやアルファに感化されて「おれもこういう発信がしたい!やるぞ!」みたいなのってあんまり続かないイメージなんだよね。

いや模倣から始めること自体は構わないし、必要なところもあるんだけど「他人みたいになろう」という気概ではなかなか継続できない。「自分を

もっとみる

「売り」にも「買い」にも時給感覚を

メルカリとの付き合い方について考えてたんだけど、数百円しか利益の出ない商品をえっちらおっちら出品して梱包して配送するのって費用対効果的にあんまりだよな。

漫画なんかについてはシリーズ全巻がそこそこいい状態で揃っているものだけをメルカリに出して/あとはブッコフにドバーしたほうがいい気がする。

ところで「ものを買うときは時給に換算せよ」という考え方があってだな。たとえば月給30万のサラリーマンが1

もっとみる
フェミニズムはたぶん儲からない

フェミニズムはたぶん儲からない

このような勝部センセのツイートが回ってきて、勘の良いおれは「ようするに『金くれ』ってことやんな」という率直な感想を持ったわけ。まあ誰が読んでも似たような解釈しかでけへんと思うけれども。

とはいえ、勝部元気さんといえば「フェミニズム活動家界隈」においてはそこそこ名の通った方であるゆえに「そんなに集金上手くいってへんわけ?有料noteでも書いて信者にねだればええんちゃうの?」という素朴な疑問が湧いて

もっとみる
noteも毎日書きたいマン

noteも毎日書きたいマン

できれば糸井重里のコラムみたいにnoteも毎日更新したいわけなんだけど、中々そうは行かないんだよね。社会人だったら本業だってしっかりやらなきゃいけないnoterも多いだろうからね。おれだって勿論その一人だ。

とはいっても、Twitterはほとんど毎日何かしら書いてるわけで「noteだってやってやれないことはないんじゃね?」とも思うわけ。

だけんども、やっぱり基本的に長文コンテンツであるnote

もっとみる
ネット銀行とヘソクリは相性がわるい

ネット銀行とヘソクリは相性がわるい

「電子化と監視社会は相性が良い」という話があってだな。たとえば「ITテクノロジーによって顔認証や個人情報管理が進むと、権力者がそれを掌握することで権勢が増す」みたいな話な。中国とか今そんな感じだよね。

今回はそこまでスケールの大きくない話なんだけど、前提として知り合いの既婚男性がメインバンクを地銀からネット銀行に移行したわけ。

「スマホアプリから出入金を一瞬で確認出来てしまう利便性には敵わない

もっとみる
真言メソッド

真言メソッド

みなさん毎日お仕事に育児家事とやることたくさんあると思うんだけど、個人的にオススメしたきのは「次にやることのみに集中する」メソッドなんだよな。

結局それがいちばん楽で、作業速度も上がり、ミスも減っている実感がある。

「あれもこれもやらなきゃいけない」と考えながら作業することって、常に選択コストという負担を掛け続けているため、やっぱり頭が疲れるんだよね。とくに夕方ごろになると。

とはいっても「

もっとみる
おれたちの愛した蔦屋ちゃんが死んだときの話

おれたちの愛した蔦屋ちゃんが死んだときの話

「TSUTAYAがAmazonに抵抗するためにはいち早くオンデマンドに切り替える必要があったんだけど、それをすると既存の収益源が打撃を受けてしまう。自分の脚を自分で喰うような痛みを伴うため改革が遅れた」という話を聴いてなるほどなあと。

Amazon創業者ジェフ=ペゾスの「弊社の商品は現物ではなく便利さである」という言葉はまっこと正しいし、資本主義の残酷さを色濃く顕している。

どんな斬新な技

もっとみる