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2019年10月の記事一覧
研ぐために研いでいる
これはきっと本当に需要のない話なのですが、実は過去記事については投稿前はもちろん、投稿後も幾度となく細かいところを修正しているんですね。
「このへんが読みにくい、言い回しがくどい」などとひとりごちながらチマチマ修正する私の作業、きっと他人からすれば、ひたすらめんどくさいだけで実りの薄いものに思えるのではないでしょうか。
実際、読み手はまず気がつかないし、主旨自体はまるで変わらない、殆どどうでも
「文体とは思想そのものである」
ぼくはそこそこ長文を書き連ねてきたけれども、未だに一人称も文体も安定しないままなんですよね。
同じ記事の中では、そのあたりの「ゆらぎ」を嫌っているつもりではあるけれども、記事が変われば一人称も文体もコロコロ変わることがあります。これはなんとなく変えている/変わってしまうこともあれば、意図的に変えているときもあります。
お堅いテーマに対してシリアスな文章を書きたいときは、一人称「私」+文体「
「おもしろさ」とは何か
「おもしろさとは何か?」とさまざまな者に問うたとき、その答えはきっと十人十色に分かれるだろう。
だが、その中で強く印象に残っているものは、学生時代に国語教師から聞かされた解釈だけだ。
「"おもしろさ"とは心が大きく動くことである。それはポジティブな感動に留まらない。ネガティブな動揺じみたものも含まれる。たとえば書き手や主人公の憤怒/悲哀/苦悶などからも読み手は共感や興味を得ることができる。言い