養育費・教育費

こんばんは！今回は「養育費・教育費」にどのぐらいのお金がかかるのか、いくら必要なのかを見ていきたいと思います。近年では、約7割のこどもが高校卒業後に専門学校や短大、大学への進学をしているといわれています。

進学以前に、子どもを育てると様々な場面でお金が必要になってきます、それが養育費と教育費です。近年では、子どもを大学まで卒業させるのに2000～3000万円かかると言われています。それぞれの家庭の経済状況や進路などによって変化はありますが、それぞれについて見ていきたいと思います。
＊これから出てくる金額はあくまで平均です、上記にもあるように家庭の経済状況や子どもの進路により変化するので、目安としてみて頂けたらと思います。

・養育費（食事や衣服、医療、行事など生活に必要なお金）
　養育費の年間平均額は約60万円前後と言われています（0～20歳まで）。年齢が高くなるにつれて費用も大きくなっていきます。特に食費、医療費が年齢が上がるにつれ大きくなっていきます。

・教育費（学校の授業や進学に必要なお金）
　教育費に関しては幼稚園や小学校、私立高校や国立大学など進路によって大きく変化します。進路ごとに見ていきたいと思います。
　幼稚園（公立：約70万円　私立：約145万円）
　小学校（公立：約200万円　私立：約1000万円）
　中学校（公立：約145万円　私立：約400万円）
　高校（公立：約135万円　私立：約310万円）
　大学（国公立：約450万円　私立：約650万円）

　幼稚園～大学（全て国公立の場合）→約1000万円
　幼稚園～大学（全て私立の場合）→約2500万円
　幼稚園～大学（高校のみ私立の場合）→約1200万円
　幼稚園～大学（中・高校のみ私立の場合）→約1450万円
　幼稚園～大学（大学のみ私立の場合）→約1200～1800万円

基本的にこのような費用になります。高校卒業以降の進路に関しては、大学はもちろん専門学校や短期大学などもあり、目指す学科や学部などで費用も変化します。医学や薬学部になると約3～7倍などの学費がかかってしまいます。

時代とともに学校のスタイルも変化してきています。子どもの存在は親、家族はもちろん、社会にとってもかけがえのないものです。これからも子どもたちがもっと自由に楽しく成長できる環境ができてくれると嬉しいですね。