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サービスマンよ、資格を取ろう

こんにちは。
ソムリエ&Sake DiplomaのTatsuです!

今回のブログテーマは、接客業における〝資格〟でございます。
資格とは玉石混交ですから、有意義なものからそうでないものまで様々あるわけですが、今回に関しては飲食店でのサービスマンにおける資格のお話です。
また、これは目標達成へのプロセスや、目標に向けて動くことがもたらすメリットの話でもあります。
現在何かの目標達成に向けて頑張っている人、目標は無いけど「何かやらなきゃな」と漠然と感じている人にはぜひご一読頂ければ幸いです。

まず最初にこれを強くお伝えしたいのですが、
僕は飲食店のサービスマンは、
資格を取ることを超ーーー絶、オススメします!!!

そもそも資格ってなんの資格?って話ですが、ここでは特に、「ソムリエ」についてお伝えしたいと思います。
ちなみに僕はソムリエ資格以外では「Sake&Diploma」という、ソムリエ協会によって新たに設立された日本酒と焼酎の資格を取得しています。これはまだまだマイナー資格ですが、難易度や攻略方法の複雑さにはソムリエ資格に引けを取らない資格です。

なぜ僕が「資格」を取ることをお勧めするのか?
ざっとメリットを挙げてみますと、
①箔が付く💪
②店の売り上げUP💰
③収入UP💴
④それまで出会わなかった人や環境に巡り合える👯‍♀️
⑤社内外から一目置かれる💯
⑥モテる💘
⑦人間力の向上&人としての成長に繋がる🥇

けっこうメリット多くないですか?
①~⑥は相互リンクしており、同時多発的にそのメリットを享受できます。

ただし、ここで最も重要なのは⑦なのです。
①~⑥と⑦には決定的に違う部分がありますが、何か分かりますでしょうか?
それは、
①~⑥は〝合格する〟と得られるメリット
⑦は〝合格しなくても〟得られるメリット

なのです。
そして、⑦いかに大事かを理解して頂きたいのです。
※ただ勘違いしてほしくないのは、合格しなくても良いと言うわけではありません。資格取得を目指したなら、最後は必ず合格するに越したことはありません。

人間力の向上&人としての成長は合格しなくても得られると述べましたが、具体的な言い方をすれば、
合格に向けて必死で勉強する過程で知識が身に付き、それが地力となる。
つまりは〝成長〟できる
ということなのです。
なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、そんなシンプルなことなのです。シンプルであるからこそ、これが勉強というものの真理なのではないでしょうか。
また、勉強に関しての意識やアプローチ次第では、他者と差が付く重要なポイントが存在します。
その差が付くポイントとは、
①漠然と勉強する人⇔明確な目標を設定して勉強する人
②勉強している人⇔勉強していない人(これはそもそもな話ですが)

ここには合格したかどうかの〝結果論〟が入る余地はありません。
そして最終的な結果としては大きく3パターンに分かれます。
1⃣しっかり勉強して合格できた人
2⃣理解不足で合格出来なかったが、理解できている箇所に関しては成長できた人
3⃣何も勉強していない、適当な勉強しかしなかった人

そう、「勉強すること自体」が合否とは無関係に人を成長させるのです。

僕がソムリエ資格の勉強をおススメするのには、上記の様々な理由の他にも大きな理由があります。
それは、「ソムリエ」という仕事自体が大きな人間力を伴い、それを必要とされる仕事だからに他なりません。

ソムリエの仕事のイメージでよく言われるのは、
ワインに詳しい、毎日良いワイン飲んでる、お酒が強い、知的などなど、、、、表層的なことがほとんどです。
結構イメージ先行で、漫画やドラマ、メディアへの露出で他の職業より神格化されてませんか?ありがたい話なんですが、実際のソムリエという仕事は
ホントーーーーーーーに、地味で多岐に渡ります。
少し挙げますと、
接客やサービスの方向性決定、ワインの在庫・発注・仕入れ・品質管理、売上管理、人材管理&教育、グラス&ボトルワイン選定、業者との細かいやり取りや交渉、上司への数字報告相談、スタッフへの取り扱いドリンク情報共有、イベント企画。
これでやっと半分くらいか...もちろん店によって仕事の範疇は異なるでしょうが、これに華やかなイメージ持てますか?(笑)
そう、ちゃんとやろうとすると大変なんですよ、本当に。

それと、ソムリエってワインの知識がすごいとだけ思われているようですが、ワイン以外の全てのお酒の最低限の知識も求められますし、資格を合格する為にお酒以外の知識も次のようなことが求められます。
数学、物理、化学、語学(主に英語/フランス/ドイツ系/イタリア/スペイン/東欧諸国)、社会学、地理、歴史、芸術、食の知識、味覚、醸造学、栽培学、接客、経営学、食品衛生などなど…。書いているだけでめまいがします🤮
この世の学問の多くを、それなりに理解する必要があります。
この大変さはあまり知られてないことですが、合格した人たちは結構頑張ったんです😂
そして、これがソムリエ資格で最大の壁であり、そこを乗り越えたからこそ、ソムリエという仕事は神格化され、輝いて見えるのでしょうか。

今回の記事の結論を申し上げます。
『ソムリエ資格の合格を目指して本気で勉強することで、自身の成長にダイレクトに直結する』ということです。
繰り返しますが、本気で勉強したのであれば、その年の結果は合格ではなくても間違いなく成長できます。ただし、合格するまでトライし続けてください。合格するまで続けられない程度の覚悟であれば時間とお金がもったいないのでやめましょう。
※ここで一つ申し上げますと、ソムリエは超難関資格ではありません。やるべきことをやって、理論やセオリーに乗っ取って試験対策すれば合格できます。合格率35~40%ですから。
お医者さんや弁護士のような国家試験と比べたら余裕です。
本当に大変なのは時間とお金を勉強に費やさないと合格するのが難しいことですかね。。。その1年間は趣味を犠牲にしないといけないかもしれません。
ソムリエ資格に限ったことではありませんので、何か資格取得や目標に向かって動いている人はぜひ参考にしていただければと思います。

P.S. 
こんな長文で偉そうに記事を書きましたが、実は僕自身はソムリエもSakeDiplomaもどちらも3回目の受験で合格しています😂
一発合格するのが時間とお金の面でも最善ですが、3回も受験勉強したおかげで一発合格した人より深いレベルで理解できていると思ってます。自己正当化ですが(笑)
ですので、これから受験しようとしている人への試験対策アドバイスもかなり効果的にできます。実際今まで最後までしっかり教えた人の合格率は100%!!
3度も受けるとですね、そんな特殊能力も身につくわけで。
ちなみに今年はチーズプロフェッショナルを受験します。こちらも過去2回落ちてますので今年で3度目なので間違いなく合格できる算段です...


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