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仕事力も人間力も磨く、ワーケーション最前線

自宅勤務や新しい仕事環境にも慣れてきた昨今、改めて注目を集める「ワーケーション」

個人の新しい働き方の一つとして語られがちな「ワーケーション」ですが、個人と地域と企業が出会い混ざり合うことで、各地で新しい仕事や経済、文化が生まれているようです。

6月20日発売のTURNS最新号では、そんな「ワーケーション」の最前線を特集しました。

▼TURNS最新号(vol.53)「ワーケーション最前線」
https://shop.turns.jp/products/turns-vol-53

特集|人間も仕事も磨く ワーケーション最前線

観光の延長ではない、
真のきっかけづくりを目指す立役者たち

南紀白浜ワーケーション〘和歌山県白浜町〙

2020年夏、ワーケーションの普及に取り組む考えを政府が示すと、その言葉は全国的に広がったが、その定義は曖昧で戸惑いも生まれた。そこで、元祖に学ぼうと、20年前から企業誘致に注力してきた、日本のワーケーション発祥の地、和歌山県・南紀白浜を訪れた。個々が高いパフォーマンスで働き、その環境を企業が提供することで、地域も進化する。数々の取り組みで、リゾート地があらたな賑わいを増している。

自分らしく生きるための、親子ワーケーション

今村茜〘毎日みらい創生ラボ〙

子どもと行く「親子ワーケーション」という働き方が注目されている。「子どもと一緒で、本当に仕事できるの? 生産性は向上するの?」そう思う人もいるだろう。親子ワーケーションには、仕事の生産性以上に重要な価値を家族にもたらしてくれる可能性があるのだ。全国各地で親子ワーケーション事業をプロデュースする今村茜さんに、そのリアルと意義を聞いた。

実務に活かせる研修型ワーケーション
都心と地域を行き来する人材育成プログラム

妙高ワーケーション〘新潟県妙高市〙

2020年に政府が「新たな旅のスタイル」と掲げたこともあり、地方で見かけるワーケーション施策は観光色の強いものが圧倒的だ。そんな中で異彩を放つのが、新潟県妙高市。本気で仕事に励むビジネスパーソンにとって、本当に役立つワーケーションの研修プログラムを展開している。その端緒は、よりよい地方での働き方を模索し続けてきた竹内義晴さんの活動にある。構想から九年、問いとトライ&エラーを繰り返して実を結び始めた「妙高ワーケーション」。官民の当事者たちに、これまでと今、そして今後の展望を聞いた。

地域・企業・個人を温泉がつなぐ。
〝三方よし〟の新観光ビジョン

ONSEN WORK〘ビッグローブ株式会社〙

温泉地と企業をつなぎ、「企業ワーケーション」という新たな観光市場を育もうとする『ONSEN WORK』。インバウンド客の減少に苦しむ温泉地を救おうと企画されたプロジェクトだが、企業の福利厚生と従業員個人の成長も追求することで、地域活性化の可能性も芽生える〝三方よし〟の取り組みになっている。

未来をシェアする座談会

〘青森県三戸市〙

人口規模1万人未満の町が考える、 自分たちなりのワーケーションとビジョン 。
人口規模一万人未満の小さな町・青森県三戸町では「町を知る」ためのワーケーションが実 施されている 。土 地の暮らしをリサーチしたり、町の酒場で住人たちとお酒を酌み交わしたり。三戸町の町づくりに 関わる官民 それぞ れのプ レイヤ ーと 、ライターによる座 談 会で、風光明媚な場所でも観光地でもない、小さな町の提案とビジョンについて語り合いました。

第2特集|ワーケーションに力を入れる地域と取り組み

地域と取り日本各地でさまざまなワーケーションが実施されている中、地域資源を活用し、 地域課題や目的を明確にしたワーケーションに取り組む自治体が増えてきています。
観光の延長だけに留まらず、 参加する人たちが地域に入り込み、町に溶け込んでいく。 地域と外から来た人たちが 「目的」をもって滞在することで、 新しい関係性が築き始めています。

ワーケーション×ものづくり
福井県鯖江市 ものづくり研修ワーケーション

ワーケーション×地域おこし協力隊
岩手県・大槌町 インターン地域おこし協力隊

ワーケーション×廃校リノベーション
徳島県三好町 ウマバ・スクールコテージ

ワーケーション×大学生
福井県・高浜町 Eduワーケーション

識者企画

「働き方」の未来 そして、僕の人生は。
リクルートワークス研究所・所長の奥本さんが話す未来予想図

個性豊かな全国のワーケーション事例集
北は北海道、南は沖縄まで、特徴のある施設が目白押し!


連載

地域ルポ
宮城県東松島市
暮らす人の声がまちを創る

地域おこし協力隊現地リポート
愛媛県西条市 / ローカルベンチャー×協力隊。掛け合わせというまちの実験

これからの官民連携
官民金の連携でつくる地域の循環。「えこひいき」がつくる未来

農家の新星
沖縄西表島で就農。25歳のパイナップル農家が語る農業生活

誰も書かない地域おこし協力隊のトリセツ
協力隊は起業するべき?
任期終了後に向けて、自分の仕事をつくる(考え方編)

G TURNS
海外から見た魅力を地域が連携して発信する「クラフトバレー」構想

わたしも「TURNS」になりました
福岡県北九州市

こちかぜごはん
高知の茗荷

小松理虔の晴天の霹靂
地域は自分で(を)つくるもの

オフグリッドな移住実験
八ヶ岳エコハウス「ほくほく」

ご当地特選土産

■TURNS最新号(vol.53)「ワーケーション最前線」
https://shop.turns.jp/products/turns-vol-53

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