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対話で、自分の謎解きをする時間【セッションを受けて改めて思う事】


「価値観が変わってしまった自分との付き合い方に戸惑っている」
自分がこんな悩みを抱えるとは思ってもみなかった。
それも、セッション(対話)の真っただ中である。
自分でも意味不明なこの悩み・・言われた相手はもっと分からないだろうと思っていたら見事の解決策を示してくれた。
提示されたわけではなく、会話の中で少しずつ悩み本体にたどり着く。
ゆっくりと対話をしながら解決策まで導いてくれる。
まるで「自分のなぞ解きをしているようだ」と思う道筋。
話し合う事は【鏡で自分の姿を確認する】事に近い。
今回はそのことを痛感する一時間となった。


年始、今年一年の為のセッション

代官山駅

年が変わり約二週間。
晴天の代官山にセッションを受けに行きました。
セッションは対話を通じて「今の自分自身を知る」特別な時間。
会話で頭の中の【言葉】というカードを選び読み解く、タロットカードのようなものだと思う。
自分を理解することは、簡単なようで難しい。
恥ずかしながら私自身〈数年間、自分の事が分からなかった人間〉なので、この気付きは大きいものでした。

セッションは代官山の一角のカフェで定期的なイベントとして行われています。店の扉を開くと大型の優しい目をしたボーダーコリーが出迎えてくれました。
毎回セッションを受ける時はやはり少し緊張します。
「セッション=対話」と聞いて思い浮かぶ事。
〈何を、聞けばいいのか分からない〉
〈何を、すればいいのか分からない〉
〈話すだけなのに代官山まで?〉と思うかもしれない。
実際に私もそう思っていましたが、なかなか受けてみると興味深い体験です。
自分の頭に留めている事を、対面の人物に伝える行為が
「今の自分が抱えている事柄の解決策にたどり着く最短の道」となる。
聞き手はただ聞くだけでなく、道しるべとなる言葉を与えてくれます。
セッションをしてくれるのは、キャンドル作家でもありリリ数秘術や色彩心理講座の講師でもある小池安心雲さん。

私の初個展でお会いしてから6年のお付き合い。
ハンドメイドのキャンドルに惹かれたのもそうですが、話を引き出すのがうまい人だなというのが第一印象。それから数年後にセッションをうけることになるとはその当時は思ってもみませんでした。
友人でもあり、先生でもあり、話の聞き手でもある小池安心雲さん(アグモさん)気軽に話す気分で自分の話ができる間柄。
しかし、自分の時間を割いてその場所に赴くのであればそれなりの準備をして挑むのが今までの私のスタイルでしたが今年のセッションはそうはいかなかったのです。

自分の事が分からなかった、数年間

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