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【読書メモ】『スミスの本棚』(著:テレビ東京報道局ワールドビジネスサテライト)

会見の質疑応答で、予想外の展開となった。「カイロ大の者ですが、卒業証明書は本物です」とエジプト人男性が色をなして、反論に出たのだ。この男性はカイロ大の名誉教授で、日本の大学でも教授を務める人物。カイロ大では小池氏の2年後輩に当たり、当時キャンパスでも見かけたことがあるという。

出典:「小池都知事を“最側近”が刑事告発 会見でまさかの展開
「カイロ大卒業している」証言飛び出す」
(『東スポWEB』2024年6月19日)

個人的にはあまり小池さんを評価していませんが、それでもこの学歴詐称?問題については、カイロ大学から卒業証明書が担保されている以上無理筋ではないかなぁ、と。これ以外に追究するネタはないのかな、、それこそColabo不適切会計問題とか、公文書黒塗りとか。

まぁ、それ以前に道路交通法や公職選挙法などの各種ルールを守る気するなさそうな、ソ(ヴィエト)蓮(舫)さんやストーン(石)サークル(丸)さんは問題外ですけどね、マジで民主主義下の選挙で遊ぶのは勘弁してください(日本以外でやってくれよ、それこそ法治の概念など持ち合わせていない共産主義世界とかでさ)。

小池氏は過去のシーンを振り返った上で「けっこうしゃべれるんですね」と共演者から持ち上げられると、「いやあ、もう半世紀前の話ですから。だいぶ忘れちゃいました」と謙遜してみせた。

出典:「小池百合子氏がアラビア語でアピール、キャスター時代の動画をX投稿 語学力で疑念払拭か」
(『産経新聞』2024年6月19日)

ちなみにどこぞの界隈から揶揄されているアラビア語ですが、現役キャスター時代の動画が出てきましたね。テレ東の「ワールドビジネスサテライト(WBS)」のキャスターさんだったんですね、普通に会話されているような、、そりゃ50年近くもまともに使ってなければ語学力なんて落ちるでしょう、アラビア語に限らず。

ちなみに、小池さんについては、PULPさんのこちらの記事が丁寧でわかりやすくまとめていただいていますので、よろしければご参考にしてください。私自身が想定していたよりは成果を残されています、小池さん。

また個人的には、こういう(肩パッドとかの)ネタを仕込んでくるのは普通に上手いと思いますよ、少なくとも「堂々と法(ルール)を破りまくっているお二人さん」なんかよりよほど好感が持てます。で、WBSと聞いて思い出したのが『スミスの本棚』の一冊(というかシリーズ)。

テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」の同名コーナーが書籍化されたもので、"本棚"との言葉が示すように、社会の第一線で活躍する方の"おすすめ本"が紹介されています。

船にとっては港にいるほうが安全だけども、それは船の目的ではない

ロマンとビジョンを持ち、いかに社会貢献するかが重要

失敗というものはないと思っているんです。どんな失敗も乗り越えれば経験になりますから。

あらゆるものを多眼的に、つまり多くの目で見るということが重要

出典:『スミスの本棚』

実社会で成果を残されている皆さんが何かしらの影響をうけた一冊というだけあって、どれもが魅力的です。実際の番組中では5-10分程しか取り上げられておらずやや物足りなかったのですが、こちらではじっくりと拝見できました。ちなみに内容は時系列(放送順)ではなく、以下の章立てで分類されています。

1.困難に挑む人へ
2.発想のヒントが知りたい人へ
3.夢を追いかける人へ
4.人生の転機にのぞむ人へ
5.身近な人の幸せを大切にする人へ
6.心を見つめたい人へ
7.希望を探している人へ

リーダーのたった一言が、人をして賎しくもし、尊くもする

過去には責任を取ろうとするのに、どうして夢に責任を取ろうとしないのか

あるべき姿を自分で考えないといけないため、キャッチアップ型の教育体制は限界だ

楽観的であれ、力は何倍にもなる

安く大量に作るかというプロダクトアウトの考え方から、自分が欲しいもの、潜在的にニーズがあると思ったものを作ろう

出典:『スミスの本棚』

節目節目で読み返してみるのもいいかな、なんて思いながらもう10年以上も昔の本になるのですね。続編ぽいのも出ていたかな、確か。今なら図書館でもよいと思います。

そういやコーナー自体はまだ番組に存在してるのでしょうか。ここ数年、WBSに限らず地上波でのニュース番組はロクに見なくなったので状況がわかりませんが、、3冊目が出てないってことはコーナーも無くなってしまったのかな、まぁ、どうでもいいのですけども。

(6月20日追記)
こういった想いはしっかりと見つめて、受け止めていきたい所です。

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