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メイクが怖かった話

こんな症状もあるのビックリ!シリーズです。

タイトル通り、パニック障害と診断された当初、メイクが出来ませんでした。

メイクが、というより、外に出る準備そのものが怖くなってしまっていました。

朝起きた時点で、ドキドキ。

メイクをしようと前髪をピンで止めた途端に、息苦しくなってしまってダメでした。


とりあえず眉毛だけササッと書いて、あとはマスクで隠せばいいや!!!とほぼノーメイクに近い顔で、仕事に行くことも多々ありました笑

社会人としてメイクはマナーとは分かりつつ、じゃあ男性もして下さいという気持ちで出勤していました笑

しかも、何も言われないし気づかれない。
メイクの意味とは…

でもやっぱり、まだ20代。若さは武器だと聞きますし。

年齢は関係ないとは思いつつ、イヤホンから椎名林檎が「女盛りを如何しやう」(長く短い祭)と歌う度に、

いやほんとにどうしよう。いつを女盛りとするかは別として、人前に出る時はそれなりに綺麗でいたいし…なんなら、いつでも綺麗でいたいし…!!

それから仕事を辞め、仕事に行くという行為が原因であって、今はメイクできるのでは!
と思ったのですが、仕事を辞めたら辞めたで襲ってきたうつ。

メイクどころか、ベッドから起き上がる気力すらありませんでした笑

自分に合う薬を見つけて、気力も戻ってきたところでいざチャレンジ!うーん苦しい!なんでや!!

それでも少しずつ少しずつ、まずは眉毛だけ、次はまつ毛もあげて、次はアイシャドウもして、マスカラもして…

何かにつけて、椎名林檎も歌っているし!!若さはあっという間らしいし!!気力があるのは奇跡だから!!!と奮い立たせて、何とかできるようになりました。

今はまた気力が無くならないように、人と会う時は極力メイクをすることを心がけています💄✨

あとやっぱりメイクをすると強くなった気になりますね!
戦闘態勢整ったという感じ。

メイクってめんどくさいなあと思っていたけれど、出来なくなったらなったでショックな自分に、めんどくさい生き物だなあと思ったお話でした。

椎名林檎様ありがとう🍎

そして、ここまで読んでくださりありがとうございます🌼

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