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しんどいときの行動術

こんにちは。2学期に突入し、すこし慣れつつある小学校教員のとらです。
子どもたちも、朝から元気に校庭で走り回っており、学校が楽しくなってきたのかなと思います。

昨日は、しんどいときの処方箋として、いろんな言葉をご紹介しました。
「考え方だけじゃあどうにもならんのよ。」っていう状況もあるかなと思い、具体的に今できることをまとめてみようと思います。

まずもって、信じましょう。一つだけ言葉を紹介しておきます。

不幸は最初は不幸の形をして現れるのがつねである。

、『若き友への人生論』森信三

しんどいときには、反対側に幸せがあるんです。しんどいときを通り越して、時間が経つとその通りだなって思います。

はい、行動術ですね。

①「しんどい」と周りに伝える。
初めからかっこ悪いと思われるかもしれませんが、これ、超重要です。私がしんどくて「もう耐えられない!」と思って校長先生に言いに行ったときの反応は・・・

「ええ!全然わからなかった!」

でした。
そうでしょう。だって、強がって、自分でなんとか打開しようとしていたんですもの。しんどいと言うと、周りの誰かが必ず助けてくれます。しかし、これの目的は、感情をコントロールすることです。助けてもらうっていうのは副次的なものになります。「しんどい」も、遠慮せず本気のトーンで言っていいんですよ。

②断る。
 限界点を見極めることは大切です。できない仕事は断ってしまいましょう。時々休んだっていいと思います。私は一度、病気休暇とったこともあります。本当に、病気でしたから・・・。このあたりについて、需要があれば、また書きたいのですが、もう、人生終わりみたいな気持ちになったら仕事から離れるぐらいの覚悟が必要です。自分の体が、命が大切です。断るときは、柔らかく、「すみません」でいいと思っています。管理職に相談するのが近道です。

③外の世界に興味を向ける。
 しんどい時には、視野狭窄を起こしてしまいがちです。またまたラッセルを引き合いに出しますが、「外の世界に興味を向ける」ことです。積極的に、自分の内部ではなく、外へ、外へと注意を向けていくことが大切です。人間関係が最も重要なファクターと言えるでしょう。好きなことをできなくなって、元気がなくなってきているのなら、受診するといいです。
うつ状態やうつ病は「心の風邪」なんて、簡単に言いますが、私は癌だと思います。風邪になったら、内科に行きますよね。心療内科も、同じように受診すればいいのです。というか、風邪ではないかもしれないので、これは早めに・・・。

以上、具体的行動について書いてきました。他人にかける優しい言葉を自分にかけること。これが何より大切だと考えています。誰しもが、人生において困難な局面に一度は直面するかと思います。先生っていう仕事をしているので、先生向けに書いていますが、その他の職業でも、学生でも同じでしょう。

今、苦しくても大丈夫。不幸は、幸福への入り口。あきらめたらそこで・・・です。

読んでくださりありがとうございました。

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