【roots2】
《6章》泣き虫オスカー*3
オスカーの様子を見てデイブは「オースティン頼んだよ。君しかいない」と言った。
「わかっています。僕はオスカーの守り番ですから」頼もしい答えにうなづくと次は
「シャーロット僕の愛がわかるね」と尋ねた。
「はい」と流していた涙を手で拭って答えてくれた。
デイブは一度下を向いて息を吐くと覚悟を決めて
「新しい家は実はまだ完成してないんだ。でも警備は最新でここよりは格段に安全だから。明日行こう」と言った。
「ディランは俺が連れて行くよ」オーウェンが言った。「ありがとう、頼むよ」デイブ