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新橋烏森口赤しそ巻き青春編

【144むすび】雑穀おにぎり専門店maimai(新橋) 赤しそ巻き

若い頃、作家の椎名誠が好きで、怪しい探検隊シリーズや岳物語など長編や短編などを読みあさった。その中でも好きだったのが、青春3部作と言われるような、椎名誠氏の自叙伝的なシリーズだ。

「哀愁の町に霧が降るのだ」「新橋烏森口青春篇」「銀座のカラス」椎名誠や仲間たちの学生時代から貧乏共同生活、サラリーマン時代まで、若き日の想いを混ぜながら書かれた自叙伝的な小説。


特に新橋烏森口青春編は面白かったと思う。
小さな業界紙の会社に勤めたばかりの椎名青年の熱さだったり、社会の厳しさだったり、周りの変化だったりと様々な想いが交錯するような内容だった。

自分も新卒で新橋の近くにある中堅の広告会社に勤めていた。毎日、新橋駅の改札を通るたびに、椎名青年と自分とをシンクロさせ、会社に向かう元気をもらい、満員電車の日常に流されないように大きな夢を描いていた。

そんな思い出深い新橋駅に雑穀おにぎり専門店があるとのこと。

場所は新橋烏森口改札から、汐留方面の階段を降りたところとのこと。
実は、この情報をくれたのは、会社の同僚。
なんと、おにぎりを差し入れしてくれて、写真までも送ってくれた。

期間限定で、赤しそ巻きというおにぎりを売っている。英語で書くと「RED SHISO」??

なんと、海苔の替わりに大きな赤しそで巻いてある。

しそが混ぜ込まれたご飯に、赤じその葉。
なるほど、しその香りがいい。
食欲が刺激されるぞ。

赤しそと一緒にかじってみる。
甘酸っぱさが口の中に広がっていく。
爽やかで優しい味。懐かしい記憶が蘇ってくるみたい。

若かりし頃の想いを思い出させる、甘酸っぱいおにぎり。

ご馳走たまでした!





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