イタリア旅行レビュー

2023年6月から7月までに20日間のイタリア旅行をしたのでレビューする。
海外旅行マニュアルと旅行に必要な荷物リスト・レビューも作った。

俺の考えた最強の海外旅行法

海外旅行での荷物リスト


0.総論

・イタリア人の国民性

イタリアの特徴として、イタリア人の国民性がある。
とにかく雑で適当で軽い。だから軽く助けてくれるし、軽く見捨ててくるし、軽く騙してくる。そういう国民性だから、道にゴミはポイ捨てするし、コーラの値段が場所によって2-3倍違うし、土日になれば宿代は2倍に跳ね上がる。質問の仕方ミスれば「よく分からん、他所いけ」という態度を取られる。だから明るく明確に簡潔な態度を取る必要があるし、どこで何を買うのかきちんと考えて金を使う必要がある。

・イタリアの都市の特性

イタリアの街の特性として、街並みにおそろしく統一感がある。街並みのスタンダードとして道、建物の外壁、庭は中庭という古代ローマから続くスタイルがある。そのスタンダードと建物の色合いや高さが統一されていて、日本のような汚い現代的なプレハブが混じらないのでどこを向いても絵になるような町並みがある。
そしてその統一感が街ごとに異なる。それが街ごとに異なる市民性と相まって街ごとに全く違う顔を見せるのが面白い。
ローマにはローマらしい、フィレンチェはフィレンチェらしい、ヴェネチアはヴェネチアらしい街並みと市民性がある。世界一厳しい景観基準があるらしい。
そしてその中にルネサンス時代の教会古代の遺跡が点在しているので街としてとても面白い。また各都市にはその都市を代表するドゥオーモ(大聖堂)が存在していて、それが都市の顔になっている。

・イタリアの食

正直、イタリアの食事は言われているほど美味しい訳ではない。小麦粉、チーズ、トマト使ってるので不味くなるわけないが、特別美味しいわけでもない。独身男の簡単料理という感じで、素材の味がそのまんまという料理が多い。
コンソメや出汁などで味を足すという文化がないように思う。チーズとトマトの味そのまんまという感じでやや味が薄く感じた。

1.ローマ

最強最大の観光都市
100年くらい前の7階建てくらいのモダンな街並みにルネサンスの教会や古代の遺跡が点在している。ローマの休日そのままの街。本当にすごいかっこいい。歩いてるだけで楽しいし、見るところはいくらでもある。
ただし物価、特に宿代がめっちゃ高い。可能であれば土日宿泊は避けた方がいい。

市民性
雑で適当。大都市特有のモラルの低さがイタリア人の適当さを増幅しているように思う。レンタル自転車の乗り捨て具合も一番ひどいし、観光施設の職員も適当。

交通
街の西に空港があり飛行機で各地を結んでいる。街の北東寄りに中央駅であるテルミニ駅があり、高速鉄道で他の都市と繋いでいる。
さらに街中の移動手段としては地下鉄とバスがある。地下鉄やバスはクレジットカードで直接支払えるが、バスについては楽天カードだと支払いができない。

観光名所
どこを見ても超一流なので適当に回ればいい。見るべきものは3種類。モダン建築とルネサンス教会と古代の遺跡。
モダン建築
・スペイン広場やトレビの泉
映画のような綺麗な広場と噴水。

・ヴェネツィア宮殿・広場等
綺麗な宮殿だがどこからが有料でどこからが無料かが分かりづらい。

ルネサンス教会
・バチカン美術館(システィナ礼拝堂)
バチカンがこれまで作らせたり、集めた美術品がこれでもかというくらい集められてる。その中でシスティナ礼拝堂が本当にかっこいい。天井の創世記も壁の黙示録も本当に良かった。ミケランジェロ天才すぎる。

・バチカン大聖堂(サン・ピエトロ教会)
聖ペテロの墓がある教会。ペテロはキリストの一番弟子で十二使徒のリーダー。ペテロがキリストから鍵を授かったことでペテロが初代教皇となり以後の教皇がキリスト教のリーダーと言い張る根拠になっている。
本当に凄い。全欧州の富を使ってこの世に天国を再現するんだという執念を感じた。デカくて豪華絢爛でかっこいい。これだけ凄いもの作るために免罪符売りまくれば、そりゃドイツ人もキレるわと思ったw
当然屋上に上がれるし、ここからローマの街を見渡すのはいい感じ。

・サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂
通りがかりに厨二病の教会を見つけたから入ってみたら中も厨ニだった。十二使徒を祀ってる教会で十二使徒の石像がかっこいい。

古代の遺跡や博物
・コロッセオ
ローマで一番有名な遺跡だけど、ツアーだったのでゆっくり見れなかった。ツアーだったし、テレビで見まくってるので、テレビ以上の感動はなかった。

・フォロロマーナ
ローマの中心にある広場の遺跡。フォロロマーナはなかなかだがやはり廃墟の保存状態がポンペイに負けてるし、ポンペイほどの生活感がなかったんでポンペイのほうが好き。

・パンテオン
かっこいい。
他の建物は見るものを圧倒するパワーがあったがパンテオンは、見るものに問いかけてくるモノがあった。中国の天壇公園に近いものを感じた。

・カラカラ浴場
でかいすごい。カラカラ浴場の前後でレンガ造りの建物を見たがレンガを固めてるセメントが砂のようにサラサラ崩れてた。セメントは土壁に使うようなレベルの代物でこんなものをセメントとして使えるのはイタリアが雨と地震が少ないからだろうと思った。
AR機材をレンタルして当時の姿をARで見れるらしいが、レンタル機材が全て貸出中だった。当時の姿見たかった。

・カピトリーノ美術館
古代ローマ好きのための世界一の博物館。
疲れていたため適当になるところがあったので何度も回ったがもう少ししっかり回りたかった。
教科書レベルの像や絵画がゴロゴロある。


・ディオクレティアヌス浴場跡の博物館
良かった。資料も建物も良かった。しかし雑w
ラベルとかが剥がれても張り直さないどころか、そのラベルを石像の下に挟むだけww
国宝レベルの石像がそんな感じに展示してる。

・ハドリアヌスの別荘
ローマから電車とバスと徒歩で1時間半のところにある。ローマ最盛期に建てられた皇帝の別荘。
本当にハドリアヌスの趣味がビンビンに伝わってきてかっこいい庭園。保存状態も良くてそこでの生活が伝わってくる。

2.フィレンチェ

日本でいうと京都に近い。
モダンなローマと比べるともっと古くて小さい建物は4~6階建てくらいのルネサンス風建築で道も狭い。その古いルネサンスの街並みにルネサンスの教会や庭園が点在している。そして街中を流れるアルノ川が街並みに風情を与えている。これら全て京都に共通してて面白い。
2キロ✕2キロくらいの街なので2日あれば概ね見れる。
見どころは3つ
教会
ルネサンスの教会建築。巨大ではあるが装飾が少なめなのがフィレンチェの特徴。貴族が支配していた街だけあって、ちょっと権力的なのかもしれない。
美術館

メディチ家などの大貴族のコレクションが元となって作られた美術館がゴロゴロある。どれも一流だし時々テレビや教科書で見る超一流のものもある。とにかく良いものを見るには事欠かない。特にウフィツィ美術館とアカデミア美術館(ダビデ像)は必見。
絶景ポイント
フィレンチェ人はなぜか高いところから街を見下ろすのが好きらしくいくつも素敵な展望スポットがある。絵になる街を絵になるスポットで見ることが出来る。

市民性
イタリア人らしい軽さはあるけど、田舎らしい生真面目さは多少あるのでローマ人よりはずっとまとも。

交通
2キロ✕2キロくらいの都市なので概ね歩いて回れる

観光名所
・アルノ川

フィレンチェのど真ん中を流れる川。川や橋や川沿いの街並みが街に情緒を与えてる。街の中央にあるヴェッキオ橋は高級店が立ち並ぶ名所になってる。

・フィレンチェ大聖堂(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会)
フィレンチェを代表する大聖堂。フィレンチェの教会は装飾は少なめで少し威圧感がある。大きくて迫力ある。また屋上に登れるらしい。セットで洗礼堂とジョットの鐘楼がある。鐘楼は100m弱あるがなかなかの絶景。ぜっけポイント1&2。
ただし、ここのチケットは時間割当性で変な時間に行くと売り切れてるかもしれないので早い時間にチケットを確保しておいた方がいい。
フィレンチェの教会はここ以外もなかなかいいし気軽にはいれるので通りついでに観光するのはあり。

・ミケランジェロ広場
中央にダビデ像のコピーがある広場フィレンチェの絶景ポイント3。ただここは本当にいいのでまずはここに行くべき。少し上にサンミニアートアンモルテ教会っていう教会があり、ここも絶景だし教会も身近な感じがしていい。

・ヴェッキオ宮
市役所兼用している?博物館と塔がある。絶景ポイント4。

・ボーボリ庭園
立派な庭園。公園と庭園の間のような感じ。広大かつ上下に高低差があり上部では街を展望できる。絶景ポイント5。パラティーノ美術館が併設してあるが自分はいけなかった。

・バルディーニ庭園
洋風の庭園らしい庭園。やっぱり高低差があり一番上には街を見下ろせる展望カフェがある。絶景ポイント6。


・ウッフィツィ美術館
メディチ家のメインコレクションが中心の美術館。古代からルネサンスの美術品の質量共に半端ない。
まともに見るには半日かかる。予約がない場合は開館30分くらい前から並ぶ必要あり。

・アカデミア美術館
ウッフィツィに比べれば量はかなり劣るが、ダビデ像が最高にかっこいい。美術品みて初めてレベルの衝撃を受けた。

3.ヴェネチア

街全体がディズニーシーのようなリゾートテーマパークになっている非常にユニークな街。
ヴェネチアでは街自体が一番楽しい。島、水、船、路地、下町とそれぞれが組み合わさって天然(?)のテーマパークのようになってる。迷路のような下町の路地を歩くだけで楽しい。
街全体がルネサンス風の建築が立ち並ぶ島々で3~4階建てくらいの建物と狭い路地が下町感を出している。その島々をつなぐ水路も生活道路の一部として機能しており、バスor地下鉄≒水上バス、軽自動車≒モーターボート、観光用人力車≒ゴンドラのような感じになってる。
これらが結びついて、街全体がリゾートテーマパークのようになってて面白い。

市民性

深く確認する機会はなかったが、なんとなくテーマパークの係員のような感じを受けた。

交通
橋から端まで2キロ程度の島なので、島の中は徒歩で十分移動できる。ただし島の間を移動するには水上バスが必須。水上バスのチケットは1日(24時間)25ユーロ。2日(48時間)なら35ユーロ。以後1日増えるごとに+10ユーロ。島の間を船で移動するだけで楽しい。

観光名所
・ベネチア大聖堂(サンマルコ教会)
やはり島だけあって土地に限りがあるので5大都市の大聖堂の中で最も小さい。その代わりありとあらゆる天井や壁に装飾がなされている。イコン風なのも東方との強い関係の影響を感じて面白かった。なんかよく分からんが、正式にはドゥオーモではないらしい。

・ゴンドラ
まあまあ楽しかったが、それなりって感じ。ゴンドラに乗るためだけにツアーに申し込んだが、まあ次があればゴンドラ単品ならともかくツアーには頼まない。

・アカデミア美術館
ベネチアにある美術品はちょっと過剰な感じがして好きではなかったが、ここにあるのは良かった。

やっぱり一番の楽しいのはヴェネチアの街自体。街を歩いて橋を渡ったり、お土産屋除いたりピザを食べたりするだけで楽しい。

4.ミラノ

無骨でモダンなローマと異なりおしゃれで現代的な街で現代的な都市計画の下で設計されている。その為、街路樹なども多く人に優しい感じがする。
物価や宿代はローマと同じくらい高い。

市民性

一泊しか居なかったので詳しくはわからないけどローマよりは普通だった。明るく陽キャな雰囲気はあった。

交通
地下鉄、バス、タクシーはあるが道はやや複雑。

観光名所
・最後の晩餐
15分ごとに観光客が入れ替わる面白いシステム。歴史的名画だとは思うし、様々な工夫とそれによってストーリーが伝わってくるのはわかったが…。それって今の漫画でも普通に取り入れられていることであり、当時これができたのは凄いなあということ以上の思いはなかった。ダビデ像のような時代を超えたパワーは感じなかった。


ミラノ大聖堂
正式名称はわからない、ミラノでもDumoで通ってた。フィレンチェのドゥオーモより更に大きく、またステンドグラスの装飾が綺麗だった。
また屋上に上がれたのが良かった。景色も良かったし尖塔も色々面白かった。


・スフォルト城
城自体がかっこいい。展示物も良かった。ミラランジェロのピエタは、これがあのミケランジェロの作品かという感じで哀れに感じた。

・ガッレリア
ガラスのドームのあるアーケード街。中央の交差点はなかなかかっこよかった。

5.ナポリ

イタリアの田舎の大都市、全地域西成。
市民性は最悪だが街も、郊外も、海もとても良い。
街は長い間南イタリアの中心であっただけに教会もかっこいし、巨大な下町も独特の雰囲気がある。そして郊外にはヴェスビオ火山やポンペイがあり、海にはカプリ島を始めとする素晴らしい島がある。
物価や宿代もとても安いが、サービスが最悪なのは理解しておくべき。あと今でもマラドーナが神様扱いされてるのが面白かった。

市民性
市民の民度が最悪。イタリアの適当さと大都市の適当さと貧困層の荒んだ心が混ざって本当に最悪。

交通
中央駅に高速鉄道、地下鉄、バスターミナルがあるが、これらが混在していて非常に分かりにくい。さらに駅員の態度も最悪なので非常に分かりにくい。

観光名所
ナポリ大聖堂
かっこいい大きさはミラノやフィレンチェ大聖堂よりも小さいが装飾がかっこいい。派手すぎず地味すぎず、適度な感じでかっこいい。また装飾のために様々な大理石が使われていてそれも見応えがある。日本人が想像する中世の豪華な王宮をかっこよくした感じでめっちゃ好みだった。
正式名称よりドゥオーモという方が名前が通っている様子。

・サンデルモ城
港から見えたかっこいい城をGoogle Mapsで方向や距離を確認から推測して見つけた。
素晴らしい。石の山の上に作った城でかっこいいし景色が良かった。
やっぱ欧州の文明って石の文明で、これって洞窟に住んでるのと変わらんのでは?と思った。

・サン・マルティーノ国立博物館
サンデルモ城の隣りにある博物館。なかなかな美術館だった。眺めも良いし中庭もいい。

・サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂
なぜか閉まってた上に落書きがひどかった。世界最大の落書き聖堂だと思う。

5-2.ポンペイ

古代の生活が垣間見える素晴らしい遺跡。
ここで古代ローマ人が生活していたことが本当に伝わってくる。パン屋、ワイン屋、浴場、市場、大屋敷、集合住宅、それぞれどんな使われ方してたのかがとても良く分かる。
一番面白かったのは娼館。壁にエロティックな絵。小さい部屋が沢山並んでおりどの部屋にもベッドが備え付けられている。スタッフに「エブリルーム。ガール&ベッド?」と質問したらスタッフは笑って「イエス」と答えてた。
あとイタリアの都市の車道、歩道、建物の外壁、庭は中庭というレイアウトはポンペイと現代イタリアで全く同じで、イタリアの都市の建物の建て方は古代ローマ時代から変わってないのかと感動した。

ポンペイのパン屋

5-3.カプリ島

青い海と空の絵に描いたようなリゾート。素晴らしく眺めが良い。
カプリ島には青の洞窟と2つの街がある。

・青の洞窟
青の洞窟は手漕ぎボートで洞窟に入る。
本当に青い!しかもドームだから声が反射するので漕ぎ手の歌声がきれいに聞こえる。


・第1の街(アナカプリ)とリフト
スキーリフトのようなリフトで上に上がれる。とても良かった。まずリフトがいい。絶景の中を飛んでいく感じが良い。
そしてまた上った先がいい。そこも絶景空間。そして降りるときもいい絶景空間。
あとリフト結構怖い感じだが、それをみんな平然と乗ってるのが驚いた。子供抱えたままとか、犬抱えてとかすげーなと思ったw
街はリゾートの街って感じでベネチアとは違った良さがある。

・第2の街(カプリ)
こっちの街もリゾートの街って感じでいい。

6.パレルモ

パレルモはイタリアの良い田舎という感じで素晴らしかった。
ちょっとこじんまりした田舎感はあるがナポリのような汚さは感じない。
皆のんびり生きている。
小さい都市なので1日あれば大体見れるし、長くても2日で十分だと思う。

市民性

イタリア人としては珍しいくらい親切。頼れる兄貴のような感じ。もちろんイタリア人らしい軽さはあるが、それでも問題解決のために親身になってくれる。適当に誤魔化して他所行かせようとするナポリ人とは大違い。

交通
小さい町なので基本徒歩で十分。島の中の都市間交通はバスと電車が半々くらい。そういう意味で四国に近い。

観光名所
・パレルモ大聖堂

メイン部分は入場料無料だが、サブ部分はすべて有料という面白いスタイル。当然すべて見るために入場券を買う。博物館はまあまあ、その後地下墓地を見て、屋根上に上がって、下の部分を見て終わった全部回るのは結構しんどかった。

・ノルマンニ宮殿とパラティーナ礼拝堂
正直大したことなかった。イコン系の教会やっぱり好きじゃない。

・アントニーノ・サリナス考古学博物館
パレルモの歴史がわかって面白かった。
当初はキプロスやエジプトっぽい文明、その後ギリシャ文明、そしてローマ文明になっていた。
質も量も十分で楽しかった。古い都市が紹介されており、これについてディスオールドシティウェアーイズ?と地図を指差して聞いたら西北の都市だと指差してくれた。中庭も良かった。

・クァットロ・カンティ
きれいな四つ角で雰囲気ある。

・サン ジョゼッペ ディ テアティーニ教会
クァットロ・カンティにある教会。良さげな教会があったのではいってみたらナポリ風の教会ですごい良かった。

・サン・ジョヴァンニ・デッリ・エレミティ教会
教会は大したことなかったが、鐘楼に登れたのは良かった景色も良かったし、ベルもちょうど鳴って大きい音に驚いた。あとヘルメットを渡されたが何度も頭をぶつけた。ヘルメットがあってよかった。

7.シラクサ

パレルモより更に田舎という感じやや活気が薄れているように思う。イタリアっぽさがやや薄れて、北アフリカっぽく感じが出ているように思う。あと全体的に古いというかボロい。老朽化してるけど修理できてない感じ。見どころは海の要塞山のネアポリス公園。

市民性

パレルモに近いけど、ほんの少し荒んでるようにも思う。

交通
都市の中は徒歩で十分だが都市間にはバスで移動する。

観光名所
・シラクサ大聖堂

南イタリア風の教会。デザインは好き。石をそのまま使ったような感じが面白い。

・半島にある要塞
面白い。これを見にシラクサまで来たと言っても過言ではない。
不思議なのは本土側からの防衛に重視しているように感じて他の防衛については工夫が感じられなかった。要塞の一番上まで登れないのが残念。

・ネアポリス公園
ギリシャの遺跡と採石場の跡がある公園。
・ギリシャ劇場
劇場自体はなんか商業利用の準備しててがっかりだった。ただ石切場のあとが部屋になってるのは面白かった。またあんな高いところなのに湧き水があるのも驚いた。そして一番奥からの景色は良かった。
・もう一つの劇場
よく分からん遺跡をこえてもう一つの劇場にこちらは手が入ってなくて良い。
・石切り場の道空
色々すごかった。どこまでが天然でどこまでが人為的なのか分からない。とにかく大きくておおきい。

8.イタリア旅行まとめ

イタリア旅行楽しかった。やってよかった。全20日正味18日80万円かかったけど、二度とない経験をさせてもらった。
日本人とは全く違うイタリア人の国民性、イタリアの都市、見たかった古代遺跡と教会。人間の多様さを知れた。
沢山の人に親切にしてもらったし、たくさんの困難を乗り越えることもできた。空港で落としたクレカを拾ってくれた人、空港で乗り継ぎに困っていた私を助けれてくれた人、フィレンチェのホテルで親切にしてくれたスタッフ、ミラノの駅で荷物を忘れたことについて対応してくれたスタッフ、ナポリのケバブ屋さん、パレルモの駅員さん、パレルモのホテルスタッフ、本当に旅先で世話になった人たちには感謝したい。本当に二度とない経験ができた。
今回の経験を自分の糧にして新しい人生を生きたいと思う。

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