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3月31日(日)昼食 グリーチャ

ローマ3大パスタを紹介しておいて、これを紹介しないわけにはいかないというパスタ・グリーチャです。

カチョエペペにグアンチャーレを足したもの。
アマトリチャーナからトマトを抜いたもの。
カルボナーラから卵を抜いたもの。

グリーチャは3大パスタととても関わりが深いパスタです。
イタリアでトマトが食べられるようになる前から食べられていたそうです。
白いアマトリチャーナ(アマトリチャーナ・ビアンコ)とも呼ばれています。
トマトや卵を買いに行くのが面倒だったから作ったのではないです。

ブカティーニがちょうど1人分くらい残っていたので使いました。
グアンチャーレがないのでまたパパーダ・イベリカで代用します。

(材料1人分)
ブカティーニ 130g
パパーダ・イベリカ 40g
ペコリーノ・ロマーノ 30g〜
黒胡椒 適量

水 1300ml
塩 10.4g(水の量の0.8%)

今回黒胡椒はミルで粗挽きにします

1 パパーダ・イベリカは短冊切りにする

2 鍋に水と塩を入れてよく溶かす

3 フライパンを弱火で加熱しパパーダ・イベリカをカリカリになるまで炒める

弱火でスタート
脂を溶かすようにじっくり加熱します
旨味(スュック)も鍋底についてきてます

4 パスタを茹でる

7~8分茹でなのでこのくらいのタイミングで

5 パパーダ・イベリカを取り出してキッチンペーパーの上で脂を切る

脂が出てきたのが分かりますか?
ペーパーに上げておくとカリカリになります

6 パスタがアルデンテになる3分前になったら茹で汁レードル2杯分とパスタをフライパンに加えて中火から強火で茹でる

200㏄のレードルを使っているので400ccくらいです
パスタに旨味を吸わせます

7 パスタがアルデンテになったら火を消して、ペコリーノをすりおろしてマンテカトゥーラする

フライパンを煽るのができなければゴムベラなどでよくかき混ぜて下さい。

8 器に盛ってペコリーノ、黒胡椒をかけてパパーダ・イベリカを乗せたらボナペティ

見た目は前回作ったカルボナーラっぽいですね
いただきます

・ニンニクや玉ねぎ、白ワインなどを使ったレシピもネットでたくさん紹介されていますが、伝統的なレシピはこの材料だけで作ります。
グアンチャーレの代用品パパーダ・イベリカはスパイス感に欠けるので黒胡椒を使いました。
本来はグアンチャーレとペコリーノ・ロマーノだけで作ります。

・パパーダ・イベリカとペコリーノ・ロマーノは塩分が強いので茹で汁の塩分濃度は0.8%にしました。
普通のベーコンとチーズで代用するなら1.0%でもいいと思います。

・そして相変わらずブカティーニは食べづらいです。
皿の上で上手く纏まってくれないし、フォークにも絡んでくれません。
今回で食べ切ったのでしばらく購入はしないと思います。
普通のパスタにない食感は面白いんですけどね。

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