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飲食店のDXと集客支援サービスを提供するスタートアップ企業に出資しました

2021年9月30日、ようやく4回目の緊急事態宣言が解除されましたが、飲食店では人手不足やコスト削減など厳しい状況が続いています。そのような中で当社の顧客である飲食店の現場(店舗)でも、DXによる業務効率化・集客改善が急務の課題となっており、店舗全体のオペレーション改革へのニーズが高まっています。

私たち東芝テックは、この度、株式会社Bespoに出資をいたしました。


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今から「ごはんを食べに行こう」「飲みに行こう」と思ってお店を検索した時、ネット予約は当日「TEL」や「×」となっていて、結局お店に電話をかける。

そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?

一方、飲食店ではシステム予約台帳と一部しか連携しておらず、即時予約と謳っていても裏側では店舗スタッフが席の確保を行うなど、手間とコストが発生。さらに、集客のために必要なインターネット予約システム費用が経営を圧迫しています。

Bespoは「飲食店の経営をテクノロジーで革新し飲食業界に資する」という志の元、飲食店の予約・集客を簡単に無料でできるサービス「TABLE REQUEST」を提供し飲食店の課題解決に取り組んでいます。

■TABLE REQUEST
同社のLINE公式アカウント上でユーザーが利用希望の時間・人数・予算・料理ジャンル・エリアをリクエストすると、即時に条件と合致した予約希望日時に空席を持っている飲食店とユーザーをマッチングするサービス。
さらにInstagramとも連携し、飲食店のInstagram公式アカウントから即時予約も可能に。予約ボタン設置までをワンストップで支援するほか、専用相談窓口を設けて継続的なサポートを行なっています。

更に2021年11月1日より飲食店のDX支援を行う「SMART REQUEST」の提供を開始いたしました。

「SMART REQUEST」は、これまで飲食業界では常識とされていた「FAXによる発注作業」を廃止し、デジタルに完全移行することで飲食店の業務効率を格段に向上し、人材不足の解消とコスト削減を実現します。

■SMART REQUEST
発注業務に不可欠だったFAXにかかる機材費、FAX代金、人件費、発注ミスによる負荷を削減すべく、発注書作成から商品選択、発注完了までをデジタル化するサービス。複数の卸売業者への一括発注や直感的で分かりやすいUIを採用し、受け取り手の卸売業者には今までどおりFAXで発注書を届けることも可能なので、従来通りのオペレーションを維持しながら業務効率化やコスト削減を実現します。

今後、両社のアセットを掛け合わせることで、飲食店様の予約機会の最大化、SNSを活用した集客支援サービスの構築、そしてSCM最適化や在庫管理、食品ロス削減などを含む総合的なDX支援を進めて参りたいと考えています。


東芝テック 投資メンバーからのコメント

Bespoの高岳CEOはご自身が飲食店経営をされていることもあり、飲食店が直面しているリアルな課題に寄り添ったビジネスモデルを構築されています。また、SNSを活用した予約台帳連携システムは当社にないアセットであり、大きなシナジーを生み出せると期待しています。まだまだ先行きが見えない世の中ではありますが、飲食店様が抱えている「集客・人材・コスト」の本質的な課題を解決することで、飲食業界の成長に貢献していきたいと思います。

Bespo 代表取締役CEO 高岳史典氏からのコメント

Bespoは2018年の創業以来、「飲食店と共に」をスローガンにサービスを開発して参りました。私自身も現役の飲食店経営者であり、店舗オープン時に東芝テックのご担当者様が付きっきりでサポートしてくださったことが忘れられません。これから力を合わせて、より飲食店に寄りそう形での「優しくて易しいDX」を実現していきたく存じます。飲食店、そして飲食業界の皆様、引き続きよろしくお願い申し上げます!」

★関連リンク★
東芝テック プレスリリース
株式会社Bespo


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