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心象風景

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#夢

夢でよかった夢

追いかけられる夢を見た。
刃物を持ったひとに。
それで古い空き家を必死で逃げ惑った。
その追いかけられているときに精神が限界になって、人を3人殺したらしい。
でも人を殺した記憶は脳に無くて、人はこうやって連続殺人を犯すのかと思った。
空き家には逃げるために用意したロープなどがベランダから垂れ下がっている。
そして床には3本のバラが咲いていた。
私が夢の中で殺した人の数と同じだった。
バラを見るので

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二度と見たくない夢

とある人達に、自分の骨を渡しに行く夢を見た。
親に連れられ、和装で着飾り出向くところはその人達の家。一軒家である。

綺麗な風呂敷に包まれていた自分の骨壷を抱え、私は後ろ向きな気持ちでそのとある人達のところへ向かう。
私は自分の骨の入った壺をその人たちに渡したくなかった。
しかしそれを私の母はよしとしなかった。礼儀、らしい。

案の定玄関先で
「今更受け取る意味がわからないので」
と言われつっぱね

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夢〜社会の擬人像〜

家に怖い兵隊のような女性が来た。
ドアの隙間に帽子を置いて、「忘れ物があったので届けに来ました」と言う。
身なりはどうやら警察官のようで、家にいた別の人がドアを開ける。

ドアを開けるとその人はなにか紙をかざしながら
「この家がうるさかったので言いに来ました、静かにしてくださいね」
と言う。

威圧感がすごかった。
従わなければこの世から抹殺される気がした。

目が覚めた今思えばあの女性は「社会」

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黒い海

夢を見た。

黒い海を眺めていた。
一人で暗い砂浜にいるのは怖かった。
後ろに人がいる気配がしては振り返った。
レジャーシートも何も持たず砂の上に座り、打ち上げられた海藻を眺めた。
砂に打ち上げられた時にお前は死んだの?

黒い海が目の前に居た。
両手を大きく横に広げて私を抱きしめてくれそうだった。
吸って吐いてを繰り返す息遣いが心地良くて、海が息を吸う度にその胸に飛び込みたくなった。

海は怖い

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