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積読人たち

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「積読」と検索したらひっかかってしまった幸運の記事を収集します。きっと、お家が積読であふれている徳の高い方が執筆された記事ばかりでしょう。
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2023年11月の記事一覧

哲学を知ると哲学を学びたくなる

今回のnoteはちょっと趣向を変えて「哲学」について書きたいと思います。と言っても、何か哲学的な内容を書くのはまだ憚れるので、「哲学ってちょっと楽しいっすよ」と紹介しつつ、興味を持ってもらうような内容にしたいと思っています。 哲学って難しそう「哲学」って聞くと、古代ギリシャの偉人たちが日夜議論を戦わせている、そんなイメージがあるかと思います(?) そして、難しい言葉と答えが出ないテーマに対してあーでもないこーでもないと、言葉遊びしているイメージ・・・(失礼) 私自身は哲

レベルアップと経験値

誕生日を迎えました。 子どもの頃、誕生日はケーキを食べて 欲しいものを買ってもらえる日。 大人になった今。 億万長者ではないけれど、最低限の欲しいものは自分で買えるようになった。 食べたいものも食べられるし 欲しいものを買うこともできる。 歳を重ねることは月日の経過と共に自動的に過ぎていく。 ゲームの世界では戦って経験値がたまって、レベルが上がる。 私は、ここまでどれだけの経験値を積むことができたのだろうか? 何をどうすればレベルアップの証なのだろうか。 今やり

【閑話休題#36】小川哲『君が手にするはずだった黄金について』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 このnoteでは吉田修一さんの全作品を追っています。 同じように全作品を追いたいなと思っている作家さんは他にも何人かいます。 その一人が今回紹介する小川哲さんです。 と言っても、全然デビュー作など読めていなくて、これまで読んでいたのは『君のクイズ』と直木賞受賞作の『地図と拳』の2作だけでした。 そんな小川さんの直木賞受賞後の第一作として出たのが、『君が手にするはずだった黄金について』です。 リアルタイムで読みたい

今日のごはんと本 妊娠中期編 11/11(土)〜16(金)

11/11 土曜日 くもり 人より腸が長い人の夢を見て起床。 どういうこと? 今日は朝から冷え込む。 昨日までぽかぽかしてたのに、急に冬がきた。 待ってたよ! 間食 林檎。 今日はベッドから起きたあとに林檎! いつ以来か覚えてないけど、久しぶりに、枕元に食べ物を置かずに眠れた。 朝ごはん バゲット、明太サワークリームディップ。 食べたいねと言いつつ、食べるタイミングを逸し続けていた明太サワークリームディップを、夫が作ってくれる。 生もの、辛いもの、酸っぱいものという、わ

本を読む時間が取れた

こんばんは、ふかひれです。 普段は睡眠を優先してなかなか本を読む時間がないんですが、 最近は移動時間が結構あったりするので本を読むことが多いです。 まあ、幅広く本は読むんですが、 本屋大賞の受賞作品、ミステリー、SFなど 絶対に自分の身に起こり得ない話を読むことが多いです。 今読んでいるのは伊坂幸太郎さんの「死神の精度」 簡単にあらすじを言うと 人は、死神によって生死が決定されている。 1週間の調査期間を経て、生死の判断が下され、死に関して「可」の判断がされたとき 1

木曜日にはココアを

今日お休みだったので、夫と公園に。 福岡では有名な海の中道海浜公園です。 夏のエネルギーをぎゅっと濃くしたような秋の花々と、日向ぼっこでまどろむ動物たちを見て、ソフトクリームを食べました。 雲ひとつない秋晴れ。 その後温泉に行き、遅めのお昼ごはんをいただきました。 家に帰ったら夫はお昼寝してしまったので、私は積読の本を読む事に。 『木曜日にはココアを』 読みやすい、けれども素敵な言葉使いがすっと心に入ってくる、いい本でした。 私は第3章の、のびゆくわれら、というお話が好き

神田古本まつりに行ってきました。〜摘読日記_54

神田古本まつり、最終日に間に合いました。 去年は同時開催の「神保町ブックフェスティバル」にも行けたのですが、今年はそちらは行けず。 去年の記事はこちら。 去年は息子と行って、ぜんぜん自分の本は見られず。 今年はひとりで、悠々と。 ただ、最終日でそれなりの人出でもあり、うろうろしたのは正味1時間半ぐらいかな、、 途中、カフェで少し仕事したり、ダイソー行ったり(笑)。 買ったのは、 古井由吉「明けの赤馬」 おしりたんてい カレーなるじけん おしりたんていは何冊

第33回積読読書会告知+第32回積読読書会レビュー

このところ告知が遅れがちになってしまっていた積読読書会。 ふふふ、11月は余裕をもってお知らせをさせていただきますよ。 ふふふ。 いひひ。 積まれよ、さらば救われん。 「救われん」と入力すると「スクワレン」と変換されるのですが、なんだか洗剤の名前、あるいは植物由来成分の名称みたいですよね。 ・・・さぁ、長くなる前にプラクティカルな文章を書いていきたいと思います。今日もいってみよーーう!! 📚第33回積読読書会は11/23日木曜日<夜>開催第33回積読読書会の開催

10月の動いたもの

今日で10月最終日になる。 昨日もnoteで年間リーディングを使って振り返りをしたが、 こちらのAZさんのnoteの内容を参考にして もう少し10月を丁寧に振り返りしてみようと思う。 上記の2点で私も振り返りをしてみる。 ①現実で何が「動いた」か現実、書き出すとえぐいほど動いてるということがわかる。 けど毎月これくらい動いている。 これに対して心はどうだったか考えてみる。 ②内面で何が「動いた」かタスクが多いからなんとかしたい やめたい気もするけどやめられない やれ

まとまらない人 坂口恭平が語る坂口恭平/坂口恭平

積読本📚の中から、坂口恭平さんの自叙伝 「まとまらない人 坂口恭平が語る坂口恭平」を拝読しました📖´- (2023,10,28 読了) 多種多様な活動をされている坂口恭平さんが自身のことを語ったエッセイ。 タイトルにもあるように坂口恭平さんは本当にまとまらない人。頭の中には次々に色んなことが浮かんできちゃう。 だけど、坂口恭平さんの凄いところは頭に浮かんできたものをどんどん形にしてしまう。 「案ずるより産むが易し」とは坂口恭平さんのためにある言葉ではないかと思うほど。 エ