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進行形で未来を表す、の話

生徒からの質問で「進行形が未来を表す」について

英文法解説(金子書房)の記述も良かったのですが、
こちら英文法総覧(開拓社)の記述も簡潔で非常に良かった。

自分なりにまとめると
例文
“Is he coming today?” “Yes, he is arriving at six.”
“He is going home.” “He is leaving for Boston this evening.”
(上記の進行形は未来を表す)

進行形:限られた期間内に、動作が進行している
→限られた期間は“瞬間的”かもしれないし“何千年”であることもある
※これで、The flowers are dying.の用法も説明がつく

進行形で未来を表すのもこの考えの延長線上で考えられる

とまでちゃんと記述しておいて、

英文法総覧は

「けれども、判例にあるように、発着を示す動詞が、未来も時を表す副詞的修飾語句とともに用いられる場合は、近い未来を示すというふうに割り切って考える方が簡明であろう。」
英文法総覧(1982年、開拓社)


あんだけちゃーーんと説明しておいて、でもプラクティカルな回答まで示す。
こういう説明ができる人になりたい。


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