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楽団日記

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日々の活動の様子や大切にしていることなどを徒然と書いていきます。弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。
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記事一覧

【特別対談】必然的なコラボレーション|#37『ナイトスイミング』

身体の作りや動かし方の基礎弦巻 2017年上演時に参加していただき、作品をぐんとレベルアップしていただいた渡部倫子先生。今回も一緒に創作していただくということで、上演に向けての色々な想いや、作品創作にあたっての狙い・作戦なんかを色々話せていけたらなと思います。よろしくお願いします。 渡部 よろしくお願いします。 弦巻 簡単に自己紹介をお願いして良いですか? 渡部 はい。私は現在、コンテンポラリーダンスをメインに活動しています。最初に始めたのはコンテンポラリーダンスの前身

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【特別対談】大人になってしまった私たち|#37『ナイトスイミング』

役に近づき、遠ざかる― 前回の上演から約4年。再び『ナイトスイミング』に取り組むにあたって、意気込みを教えてください。 佐久間 初演が高校1年生(2014年)で、再演が大学1年生(2017年)、そして今回の上演が社会人1年生になります。『ナイトスイミング』は毎回、僕の人生の節目で参加させていただいていて、そういう意味でも大切な作品です。 深浦 新しいことが始まる度に、この作品に取り組んでいるんだね。 佐久間 はい。今回の上演が決まった時、僕の役のタケミナについて色々と考

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人と人が出会う場所|Pityman『おもいだすまでまっていて』札幌公演

2021年11月26日〜28日に弦巻楽団が主催する演劇祭「秋の大文化祭!」に参加する、Pityman(ピティーマン)。代表とも交流が深い、東京を拠点に活動する実力派劇団です。 今回、Pitymanの魅力をみなさんにお伝えすべく、主宰の山下由さんに、弦巻楽団代表の弦巻がインタビュー! 演劇をはじめたきっかけや作品の裏話まで。Pitymanのことがもっと知りたくなる内容をお聞きしました。ぜひご一読ください! 山下 由(やました ゆう) Pityman主宰。脚本・演出を担当

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北海道公演に向けて|Pityman『おもいだすまでまっていて』札幌公演

2021年11月26日〜28日に弦巻楽団が主催する演劇祭「秋の大文化祭!」に参加する、Pityman(ピティーマン)。代表とも交流が深い、東京を拠点に活動する実力派劇団です。 今回、作品の魅力をみなさんにお伝えすべく、Pityman『おもいだすまでまっていて』札幌公演に出演する3名の方に、弦巻楽団代表の弦巻がインタビュー! 稽古の様子、作品の見どころ、北海道公演に向けた想いなどについて伺いました。 札幌ではなかなか観られない、濃密で丁寧な会話劇。全編広島弁で繰り広げられ

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はしゃぎすぎてる夏の子供さ

代表の弦巻啓太です。 2001年9月11日から20年が経ちました。20年。驚きを通り越して呆然としてしまいます。あの頃自分が何をしていたか?僕は覚えてます。バイトに行って什器を並べて買い物をして家に帰った日です。なぜ覚えているか?その時タワーレコードで買ったのが、ちょうど発売日だったボブ・ディランの『ラヴ・アンド・セフト』だったからです。 前作『タイム・アウト・オブ・マインド』が落ち着いた内容で愛聴していたので、陽気というか、カーニバルのような空気の新作に戸惑ったのを覚えて

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初演の頃|#わたしと出停記念日

札幌を拠点に活動する劇団・弦巻楽団が、2021年に上演する『出停記念日』。高校演劇の名作をみずみずしい演出で上演します。現在、苫前公演に向けて稽古を再開し、さらに磨きをかけた舞台を目指しています。 この度、原作者の島元要さんより、初演時の思い出について綴った文章をいただきました。 脚本家・島元要の #わたしと出停記念日② 「出停記念日」。タイトルは、学園生活最悪の日が実は輝かしい日であるという逆説(?)。高校教師であった私は、管理社会の縮図のような勤務校(普通高校)で、既

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詩を感じる瞬間|#わたしと出停記念日

札幌を拠点に活動する劇団・弦巻楽団が、2021年夏に上演する『出停記念日』。高校演劇の名作をみずみずしい演出で上演します。 作品の魅力をたくさんの人に知ってもらうべく、作家・演出家・出演者のメッセージを掲載。テーマは #わたしと出停記念日 です。 脚本家・島元要の #わたしと出停記念日 おめでとうございます。好評を得ての凱旋公演というのは素敵ですね。 ありがとうございます。日本の両端にある沖縄と北海道。地理的には遠くても、それぞれ日本のカテゴリーに収りきれない独特の風土と

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千の風になって|#わたしと出停記念日

札幌を拠点に活動する劇団・弦巻楽団が、2021年夏に上演する『出停記念日』。高校演劇の名作をみずみずしい演出で上演します。 作品の魅力をたくさんの人に知ってもらうべく、作家・演出家・出演者のメッセージを掲載。テーマは #わたしと出停記念日 です。 演出家・弦巻啓太の #わたしと出停記念日 15年ほど前だろうか、講師をしていた俳優養成所でたまたま高校生の女子のみのクラスを受け持つことになった。彼らが使用するにふさわしい脚本を探していた時に、高校演劇セレクションに収蔵されてい

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高校時代の自分と重ねて|#わたしと出停記念日

札幌を拠点に活動する劇団・弦巻楽団が、2021年夏に上演する『出停記念日』。高校演劇の名作をみずみずしい演出で上演します。 作品の魅力をたくさんの人に知ってもらうべく、作家・演出家・出演者のメッセージを掲載。テーマは #わたしと出停記念日 です。 出演者一人ひとりの #わたしと出停記念日 作品に出演する俳優の方々に、「わたしと出停記念日」をテーマに作文していただきました。稽古で楽しいこと・大変なこと、それぞれ高校時代の思い出、再演に向けての意気込みなど。 作品をもっと楽

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どんな時でも出来る事を|演技講座ダイアリー

こんにちは。弦巻楽団の大川です。 新型コロナウイルスによる自粛要請が続く中、劇団としても同じ場所に集まって行う稽古は控えている現状です。 しかし、集まれないから何もしないというのは避けたい!何らかの形で稽古を続けたい!として、弦巻楽団ではリモートによる演技講座を行なっています。 実際に対面する時と比べると、リモート稽古では大きな声を出したり動いたりすることが難しく、出来ることが限られるために物足りなさを感じることがあります。 一方で、リモートでは同時多発的な発言はできない

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演技講座、戯曲講座終わりました。

代表です。 前回の記事で募集が始まりました〜と言っていた演技講座、戯曲講座。演技講座が想定を超える多くの受講申し込みをいただき、水曜日も日曜日もすぐに定員になってしまった為、急遽火曜日クラスを増設しました。これで演技講座3クラス戯曲講座2クラスの合計5クラスで、2021年度の演劇研究講座を開講することとなりました。段々専門学校のようになってくるなあ。 戯曲講座はまだまだ定員に余裕があります。この度新しく始まる「経験者クラス」へのお申し込みを特にお待ちしています。自分が経験

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レリゴー、レリビー

久々の更新です。代表の弦巻です。2021年もよろしくお願いします。 相変わらず状況は改善されませんが、弦巻楽団は活動を続けています。現在演技講座、戯曲講座という二つのクラスを進めています。 今年は例年行ってきた「舞台に立つ(演技講座の受講生たちで行うシェイクスピア作品による劇場公演)」は中止とし、一般公開をしない受講生たちのみによる発表会を行うことにしました。 受講生約20名を3チームに分け、稽古場を1チームずつ使用する三密回避の制作体制です。 今までは30人でシェイクス

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フラットな視点を持った演劇とは

楽団員の佐久間泉真です。2021年最初の投稿になります。 年が明けてもう二週間が経ちました。早い! 今年の弦巻楽団は例年よりスローペースにはなりますが、コツコツと活動を続けてまいります。 稽古場では既に演技講座三学期が始まっています!残念ながら劇場公演は行いませんが、講座生それぞれ気持ちを新たに取り組んでいます。今年の弦巻楽団もどうぞよろしくお願いいたします。 『インヴィジブル・タッチ』の振り返り1月15日、北海道大学CoSTEPの種村剛さんより、劇団代表の弦巻が、昨

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私たちは負けたんですよ。|2020年を振り返る#6

恒例の一年を振り返る記事を書こうと思う。 初めに断っておくが、今年は長文を書くのが本当に苦しかった。ただ書くだけなら出来る。そうじゃなく、頭からお尻まで統一した意図で文章を書くのが難しかった。何を書いていても怒りが滲み出て、個人的な言葉になってしまう。主題がなんであっても、いつの間にか文章は私たちが置かれている状況への怒りの言葉になってしまう。なので、この文章も劇団として冷静に2020年を振り返る言葉にはなっていない。 ・・・・・・・ 一年が終わろうとしている。本当に大

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