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『演出のワークショップ』終了しました。何をやってもいいんだぜ。

代表です。
5月18日、19日、25日、26日に4日間にわたる劇場での『演出のワークショップ』が行われました。3年目となる今回は沢山の申し込みがあり、見学含め30名を越すメンバーが参加してくれました。
参加者も高校生から大人まで幅広く、出自も様々な方が集まってくれました。


メニューはまずベースとして3つの柱。

『演出とは何か?』
『演出の技術』
『実務としての演出(他パートとの関わり方)』を立て、

その中から『演出の技術』をさらに細かく四要素

『空間、ミザンス、転換、効果』

を実践しながら考える内容にしました。
この内容編成にいつも悩むのですが、今年は過去よりぐっと的を絞れた気がします。

雑談を交えながら、自分の過去の失敗も織り混ぜ行ったワークショップはあっという間でした。

参加者のアイディアも面白いものが多く、質疑応答も豊かな発見につながることが多く、実り多き4日間でした。会場を協力してくれたカタリナスタジオさんには本当に感謝です。

『演出は教えられない』

という言葉があります。自分もそう思います。
ですが、先達のいない場所で演劇を徒手空拳で始めた自分としては、知っておけばロスが少なかったな…と感じる失敗や傷が多いのも事実です。
才能を伸ばしたりは分からないけど、伸びやすい土壌作りくらいはしないとな…と思い毎年開催しています。誰もやらないですしね。


課題テキストへの向き合い方は皆誠実で、だからこそもどかしい箇所もあり、今後の課題がより一層見える形となりました。参加してくれた皆さんは素晴らしかったです。お互いへのリスペクトも満ちていました。考えるべきは、主催者である私たちの体制やメニュー内容に関してです。


参ったなあ、来年もやらないとな。


演出のワークショップ、お声がけいただければどこでも開催します。全国の劇場やホールでもっともっと演劇利用が増えて欲しいとお考えの方は、ぜひお声がけ下さい。『演出のワークショップ』がその橋渡しになります。

来年は日数を増やすかな。
期間を長くもしたいな。


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