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10月18日に終わってしまうから急いで特撮のDNAへ

いつもお世話になっているとんかつ屋さんで、そこの社長と基本ウルトラマンを話をしています。話題は特撮のDNA展に行ったかどうか。これは東京ドームで開催されているウルトラマンの歴史いわゆる博物館のようなものです。僕は存在事態は知っていました。

ですが、オタクとして恥ずかしいのですが趣味の記憶から抜け落ちてました。そして、今日もとんかつを食べに行き話題に上がりました。10月18日に終わってしまうなら今日行ってしまおう。

すぐにチケットを購入し向かいました。

秋葉原で乗り換え水道橋で降りれば着いたも同然。東京ドームをぐるりとまわれば着きます。

そして、チケットを見せて入場です。特典でもらえるヒーローのステッカーは、僕が1番好きなウルトラマンタロウでした。爆上がりです。

そして、入場です。展示物を見て周り写真を撮り円谷の歴史、ウルトラマンの変遷を勉強しました。受験勉強よりはるかに楽しい。

ですが、正直にいえばつまらない。

オタクの皆様にとってはとても楽しい場所。だが、僕には足りない。興奮しない。それは、そこに悪者がいなかったから。悪者がいないとは1番有名を挙げるとすればベリアル皇帝です。これはウルトラマンの中でも特に最恐で悪のカリスマ。絶対的な不正義として描かれている人物。

僕は周りを見ても、ウルトラマン、ヒーロー、そして僕ら人間が運営する科学特捜隊。科学特捜隊とはつまり地球防衛軍のような人間の力で戦う方達。

特撮だから仕方ありません。メインはヒーローなのですから。ヒーローが人気になったおかげで、続編が作られまた新しいヒーロー、新しいシリーズがうまれるのです。ですが、ヒーローが活躍する上で必要なのは悪です。悪がいるからヒーローが正義が輝けるんです。

フューチャーされていた展示物は全てヒーロー。どこを見ても悪者がいない。悪者の歴史、僕は正義と一緒に追いかけて鑑賞をしたかった。悪の歴史もまた新しい悪を作りシリーズとして、続編の布石として作り上げられているくのです。

何故、いつもヒーローだけがスポットを当てるのでしょうか。縁の下の力持ち、それは彼ら悪が円谷プロダクションを支えている。その彼らにも活躍の場所を与えられても良いのではないか。これは戦隊モノ、ドラマ、アニメ、全ての物語に言えることです。

使い捨てられ、粗暴に扱われる立場。悲しい最期を迎える。いつだって悪は滅びるのです。滅びるからこそ僕は彼らが尊いのです。またいつか復活してくれるはずだ。また強大な壁として現れてくれ。

僕は儚いからこそ美しいと思います。大人になれば必ず負けてしまうんだとわかっています。勧善懲悪の世界。終わりがわかっているからこそ感情が昂ってしまう。だから、こそ彼らにも人権を与えて欲しかった。もっと悪の遺伝子(歴史)を見たかった。

こんなことを言っても何も起きません。しかし、率直な感想です。面白いと思う人が大多数を占めると思います。僕も勉強することができました。だが、欲を言えば影の者達の遺物を感じたかった。




今を立派じゃなくても幸せに生きて明日の俺にバトンタッチ!!