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人前で緊張するときの心理学的考え方

こんばんは!つるあやこです。

以前、人前で緊張するときの対策としていくつか記事を書きました。


これまではスキル面が多かった気がするので、今回は心理学的な向き合い方のお話をしたいと思います。


誰しも持っている思い込み

誰しも無意識でも「価値観・思い込み」をもって行動をしていると思います。

自分が信じていること
思い込んでいること
価値観
などを心理学の用語で「ビリーフ」といいます。

例えば「バラは赤いもの」というビリーフをもっている方がいるとします。
すると、黄色のバラをもらったときに
「えーこれバラじゃないっちゃけどー(博多弁Ver.)」
と思ったりするわけです。

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自分にとって良い影響を与えるビリーフですと、自分の気持ち・行動がよりよくなるのですが、中には自分に悪影響を与えてしまうビリーフもあります><

これを良い方向へ促していく(専門用語では「ビリーフの修正」)ことで、悩みや問題を解消できることがあるのです^^


人前で出てくる思い込みは?

「人前に出ると毎回緊張してしまって、いつも話せないんです…」

そんな方は、ご自身のビリーフを今一度見つめなおしてみるのもいいと思います。

例えば、こんなビリーフをもっていらっしゃる方も多いです。

・いいところを見せなけばならない
・人前で噛まずにしっかり話さなくてはならない
・緊張しているのがバレてはならない

などなど…。

レッスンでは、実際に書き出していただきます。
すると、ご自身のビリーフをいったん外に出して眺めることができるので、それだけでも頭と心の整理になりますよ^^


思い込みを書き換えてみましょう!

例えば先程の
「人前で噛まずにしっかり話さなくてはならない」
というビリーフをお持ちだった場合。

これを書き換えるとしたら、どんな言葉が出てくるでしょうか?

この時のポイントは、優しく・柔らかく!
「人前で噛むときだってある」
「アナウンサーでないから滑舌は完璧でなくてもいい」
「噛んでも伝わるから大丈夫」

など、決して攻撃的ではない書き換えをしてあげてください。

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私の実際のレッスンではもう少し深く書き換えをしていきます。

この書き換えた言葉をいつも目に留まるようにしてあげるとなお良しです^^

ちなみに私も最近ビリーフの書き換えをしたのですが、頻繁に書き換えた文章を眺めています。
すると、心がリセットされて前向きになれるんですよね^^

こうやってビリーフの修正を行っていくと、その先に起こる未来が変わってきます!
これは、脳科学的にも言われているようです。

このような書き換えの方法を、心理学では「論理療法」と言います。

もちろん人により合う合わないはありますが、緊張と向き合うメンタル作りに論理療法を使うのは一つオススメです!


まとめ

以上今回は心理学の面から人前の緊張対策について書いてみました。

①まずは自分のビリーフに気付く
②必要な場合は書き換えてみる

ですね^^

少しでも誰かのお役に立てると嬉しいなぁ^^と思っています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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