あなたは『コロナゾンビ』になっていないだろうか。
もはや1日足りとも話題を聞かない日はなくなった『新型コロナウイルス』。単語が知られるようになったばかりの頃は、軽視している部分がありましたが、ロックダウンという言葉まで浸透し、事態重く感じる人が増えてきたように思います。
ただ一方で、私も含め日本国内では、まだまだ軽く考えている人が多数なのが現状。一向におさまる気配はありません。
専門家ではないので、今回の新型コロナウイルスがどれほど恐ろしいのか、どんな症状があるのかといったことを論じるつもりはありませんが、最近見た「感染症」に関する映画が非常に印象的だったので、1つの考えとして共有します。
感染症による世界の終焉
今回観た映画はこちら『PANDEMIC』。ウイルスが世界中に広まった後の世界をえがいている作品。感染者には1〜5のレベルがあり、最大レベルの5になると、もはや人間と言える状態ではなくなり、ゾンビと化して人に襲いかかるようになります。
「非感染者」を襲う「感染者」たち
作中なんども現れるシーンとして、レベル1(まだ治る範囲の感染者)が、非感染者を襲いかかるシーンがあります。彼らはまだ致命傷という訳ではありませんが、適切な処置を受けれている訳ではないことから、遅かれ早かれレベルが上がります。そのことを知っているからか、非感染者を襲い、防護服や水・食料を奪おうとしてきます。
あなたは「コロナゾンビ」になっていないだろうか?
この映画を観た妻は、「映画として過剰に表現しているけど、今のコロナ騒動と大差ないね」と言いました。たしかによく考えてみると、明らかな症状が発症していない私たちの中にも、間違いなく潜伏したウイルスは存在しており、たまたま健康だから発症しないにすぎません。
となると普段出回っている私たちは、作中存在するレベル1感染者と同じようなものであり、ただ歩き回るだけで、非感染者を襲っている状態ともいえます。(物理的に殴ったりする訳ではありませんが、ウイルスを拡散することで、長い時間をかけて人を苦しめているようなもの)
自分はゾンビという自覚があるか
もうここまで広まってしまったウイルスは、多かれ少なかれ、発症するかしないかはさておきほとんど大半の人が有していると思います。問題は自分がウイルスを有する人間であることをわからず、他の人に感染を広めてしまうことではないでしょうか。
我が子を守るために
昨年まではウイルスなんて、どうせ自分は発症しないし、と軽視しておりましたが、今年からは初の娘が生まれるということで、自分だけでなく自分の周りの人を守るという意識が芽生えました。
正直今回のコロナ騒動では、何が正しく、何をすればいいのか、正確な情報はわかりきれていないように思えます。ただ一方で、自分が感染者である可能性を鑑みることや、免疫力を高めるように意識することは、大きく外れてはいないでしょう。
ともあれ今回観た映画は、自分だけでなく、自分の周りを助けるために、今の現状と向き合おうと思うきっかけをくれました。
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