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【学生限定イベント】アメリカ留学・海外就職を経験した経営者登壇!日本と現地でのギャップとは?

コロナの影響で気軽に海外に行けなくなってしまった昨今、留学や海外に興味がある学生さんにとっては何とも言えない焦燥感ぽっかり穴が開いたような気持ちになってしまいますね…。

そんな学生さんに向けて何か力になれればと、今回のイベントでは
留学・海外移住・海外就職を経験し、現在はゲーム業界の経営者としてご活躍されている

菊池奈那(Nana Kikuchi)さんにお越しいただきました!

本イベントは、「学生限定駆け込み寺」イベント

ソニーグループOBでエンタメのプロである山本さんがパーソナリティを務める本企画。

悩める学生の方々が個人の悩みを聞ける、新しい考え方に触れられる場です^^

前回イベントの様子↓

今回は、学生限定駆け込み寺〈留学編〉ということで

・留学や海外に興味がある
・海外移住や海外就職について知りたい
・今後の在り方について学びたい

そんな学生さんに向けて
このnoteにイベントの様子を書いておりますので、ぜひ最後までご覧ください♪

1.海外経験も踏まえて”レールに沿わなかった”これまでの道のり

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早速イベントスタートということで、登壇してくださる菊池さんのご紹介から始めたいと思います。

菊池奈那(Nana Kikuchi)さんのご紹介

日本で短期大学を卒業後、アメリカの大学に編入。
米国州立南イリノイ大学 Art and Designメジャーを卒業し、H1ビザを取得します。
グラフィックデザイナーとしてカルフォルニアベイエリアにてご活躍し、2005年日本に帰国。

”日本と海外の結びつきを面白くしたい”という想いから、ゲーム業界にて
日本のビジネスを真剣に考えるようになり
株式会社 ソニー・インタラクティブエンタテインメントにお勤めになります。

退職後、2013年からオランダ王国アムステルダム市に本社を置く
ゲーム開発・パブリッシュング会社「CoolGames b.v.」の
日本支社「CoolGames Japan株式会社」で代表取締役を務め、現在に至ります。

「レールに沿わない生き方をしてきたからこそ、伝えられることがある。」

そんな菊池さんが、留学や海外経験を踏まえて「言語の壁をどのように乗り越えたのか」「海外に一歩踏み出してみることの意義」等についてお話していただきます!

2.言語の壁を乗り越えなければいけない環境

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山本)それでは、イベントをはじめていきたいと思います。よろしくお願いいたします。早速ですが、海外に行ってまず大変なのが英語を話すことだと思います。菊池さんは海外の大学に行ってみて、言語の壁をどのように乗り越えていったのでしょうか。

菊池)最初の1年間はアメリカでハンバーガーも頼めないくらい英語ができなくて、もちろん大学の講義も全く聞き取れませんでした。「聞いていることしかできない」みたいな時期もあって、何を言えば良いか分からなかったときもあります。

大学では4年間勉強尽くしでしたが、美術科だったから黙々と作品を作れば良かったんですけど、興味のあることは覚えられましたね。

ところが、発音やイントネーションを繰り返し練習していたある日
突然スラスラ喋られるようになり、文章の組み立てもわかるようになったんです!不思議ですよね(笑)。

当時は差別もあって、商品を売ってもらえないことが何度かあったのはビックリしましたね。そういう「言語の壁を乗り越えなければ認めてもらえない」というプレッシャーがあったからこそ、アメリカの文化に触れながら英語を習得することができたんだとも思います。

山本)菊池さんはアメリカの大学になぜ通おうとお考えになったんですか?

菊池)当時日本と海外でのギャップを疑問に感じていたのがきっかけで、「1年とりあえずやってみよう!」と思い立って海外に来たんです。

山本)なぜ4年通うことになったんですか?

菊池)直感で成し遂げられる気がしたから、ただやっただけなんですけどね。学歴的にも、何かを成し遂げて帰りたいと思ったんです。それが私にとって、「きちんと卒業して帰国する」ことでした。
自分を試してみたくなったというのも大きいかもしれません。

山本)4年間で日本に帰りたいと思うこともありましたか?

菊池)もちろんありましたよ。でも、ちょっとだけ踏ん張ったら楽しくなってくるときが絶対来るんですよね。
それは、留学だけではなく何に挑戦しても一緒だと思います。

3.日本人がアメリカへ留学する際の「理想と現実のギャップ」

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参加者)アメリカの大学では専門的に学べるイメージがあるんですけど、実際はどうですか?

菊池)その通りです。私自身も専門用語・基礎知識を徹底的に学ぶことができました。
加えて、アメリカでは学部をすぐに自由に変えることができるので、「無理して今の学部で卒業しよう」というよりは、自分の人生を大学で考えて決めるという風潮が大きかったです。

参加者)アメリカでの就活について教えてください。

菊池)アメリカには一般就職という考え方はなくて、自分で時期を決めて自分で就活していきます。
「この会社で学ばせてください!」という意識ではなくて、使い物にならなかったらクビになってしまいます。厳しいからこそ、大学で今後の人生も踏まえて考えたり行動していくことが当たり前。即戦力でないとやっていけないイメージがありますね。

参加者)アメリカの大学で身についた能力はありますか?

菊池)プレゼン能力ですね。アメリカ人って、授業でもプレゼンばかりでしたが、アメリカ人は小学生のときからプレゼンをやっているらしいです。だから、アメリカ人は自分の考えを発信することが当たり前で、上手なように魅せることがうまいんですよね。

参加者)経済的な面はどうしていましたか?

菊池)当時アメリカで外国人のバイトは禁止だったので、日本でお金を貯めてから来るのが一般的でした。そういうこともあって、30.40代の学生も全然いらっしゃいましたよ。

運営)私はアメリカの大学を卒業し海外で働いていますが、大学のキャンパス内で働くことはできますよ。日本でも奨学金を借りることができたり成績優秀者には学費免除もある。調べてから留学行くのがオススメです。

4.海外へ一歩踏み出してみることの意義

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最後に菊池さんより一言…

「合う・合わないは必ずあります。それは、日本・海外に住む際も同じです。日本が合わなかったら海外移住をするという選択肢があっても良い。20歳で自分のやりたいことが分からなくても、気楽にその選択をしても良いんです。

好きなことが見つかれば自然と積極的になります。なので自分らしく、その時が来るまで何かしら行動していけば良いんです。

私は皆さんが羨ましいです。
年を重ねるからこそできることもあるけど、皆さんにはこれからがあります。苦しいこともあるけど、10年経ったら「あの経験しておいて良かった」と思える日が来るんですよね。

なので、就活やこれから働くことが不安な方も気負わず今を積み重ねていきましょう!

本日はありがとうございました。」

不安もあるけど、未来は「希望」。
失敗は「成長」。

捉え方含め、全部自分次第ですよね^^

5.さいごに

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「”耐えた先に楽しいことが待っている”という言葉が1番響きました!」
「日本の就活や働き方に疑問を持っていて、改めて外資系に行きたいと思えました!」
「トーク形式のイベントが面白かったです!」

などなど、参加者の学生さんから感想をいただき
イベントは幕を閉じます…。

今回も司会・登壇者だけでなく、参加者の皆さんにもたくさん質問していただき
みんなで盛り上げられたイベントになりました。

次回の1月13日に開催する【学生駆け込み寺】 も、菊池さんにご登壇していただき海外移住・就職に関してざっくばらんにお話していただきます。
ぜひともご参加ください♪

今回のnote担当は、長期インターン生のももすけでした。
また次回もお会いしましょう!


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記事を書いた人は
ももすけ

主体的に積極的になるから楽しい

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