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noteを2週間毎日更新して分かったこと

気まぐれで始めたnoteの毎日更新も、今日で2週間になった。備忘録として、今の状態を赤裸々に記しておく。

文章力は伸びない

最初から身も蓋もないが、たった2週間noteを毎日更新したところで、文章力は伸びない。

「最初のうちは質より量」とは言うものの、そもそもの量がまだ圧倒的に足りていない。

また、誰かにフィードバックや添削をしてもらっているわけでもないので、内容の良し悪しを客観的に判断できない。

自分の目的は「noteを毎日更新する習慣を身につける」なのでそれでも良いと思っているが、文章力を伸ばすことが目的なのであれば、毎日文章を書くだけじゃなく「自分の文章を添削してくれる人(環境)を見つける」ことも並行して進めた方がいい。

野球が上手くなりたい人が、毎日素振りだけやってても足りないのと一緒だ。野球が上手くなりたいなら、毎日素振りするのもいいけど、まずは野球部に入って練習した方が上達は早い。

文章力を伸ばしたいならライターに応募したり、文章を書く業務を積極的に巻き取って上司にフィードバックをお願いしたり、環境づくりに着手するのをおすすめする。

文章を書く抵抗感はちょっとだけ薄れる

文章力は伸びないが、文章を書く抵抗感はほんの少しだけ薄れてきた。

「ほんの少しだけ」というのがリアルなところで、2週間続けても「文章書くのにもう慣れた!余裕!」とはならない。

「マジで書きたくね〜〜無理〜〜」から「今日も書きたくない〜〜けどここまで続けてきたしやるか〜〜」程度へのささいな変化である。

自意識が薄まる

逆に、過剰な自意識はかなり薄くなった。

3日目くらいまでは「誰からも反応なかったらどうしよう」「こんな拙い文章を外に出すの恥ずかしいな」とか思っていたが、気付いたらそんな感情はほぼなくなっていた。

そんなことより今日のテーマ決めなきゃ、あと1時間以内に書き上げなきゃ、という焦りが大きかったのだと思う。

2週間程度でこのメンタルブロックが取り払われるのはけっこう意外だった。

いいねやコメントくれる人のことが大好きになる

自意識がなくなったとは言いつつも、やっぱりいいねやコメントをもらえると嬉しいのは間違いない。

拙い文章だと自分で分かりながら苦心して公開しているので、「note読んだよ!」とコメントをもらえるとかなり救われる。

何か新しいことを始めて継続してようと頑張っている人に「いいね・コメント」をすると普段の5〜6倍は感謝されるので、積極的にいいねコメントをしてあげてください!

惰性で続けられるようになった

ちょうど2週間くらいで「今日も書くの嫌だなぁ」から「ここまで続けてきたし今日もやるか...」と惰性で続けられるようになってきた。

今まで「目標」や「モチベーション」がないと行動に移せないタイプだったが、それらがなくても習慣化すれば「惰性」で動けるようになったのと、2週間続ければその境地に至ると分かったのは大きな収穫だった。

毎日文章を更新している人を尊敬するようになる

とにかく毎日文章を書いている人を尊敬するようになった。

1000字にも満たない文章を書くのにひいひい言ってるのに、2000~3000字の文章を毎日書いている人たち本当にすごい...

コスパは悪い

「何か新しいことを始めよう」と思って始めるにしてはnoteの毎日更新はコスパが悪い。

始めのうちはテーマを決めるのにも数十分かかり、書き上げるのに1時間、いざ公開しても読者からの反応はほぼない。

2週間続けたところで、かけたコストに見合ったリターンは特に感じていない。ブログが続かない人の気持ちが本当によく分かる。

noteをオープン社内報として使ったり、商品の販売経路として活用するなど「note×〇〇」で掛け合わせる何かを持っている場合は良いが、単に「noteを毎日更新する」だけだとかけたコストに見合う恩恵はなかなか得られない。

なんとなく「新しいことを始めたい」「良い習慣を身につけたい」が目的なら、運動や瞑想などの短い時間でできて、かつリターンが大きそうなものから始めた方がいい。

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本来であれば「2週間毎日noteを更新したら、こんなにステキなことがあったよ!」と言えたら良かったのだろうが、そう上手くはいかない。

毎日更新をいつまで続けるかは全く決めていないが、もうしばらくは惰性で書き続けようと思っている。

目標もモチベーションもないし、かけた時間に対するリターンも得られていないけど、「惰性で書き続ける」という状態は意外に心地良く、悪くないなと思うのである。


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