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病は学ぶもの〜心と弱音と1月と〜

胃が激痛に襲われてから1週間が経ちました。

最初の数日は、痛みがあり、また激痛になるんじゃないかと思って不安になり、その不安は治るのを妨げているだろうなと思いました。

胃にある違和感は続き、今もつっぱった感じがして、
空腹でもお腹に少しだけ何かを入れても違和感は変わりません。
そして、まだまだ激痛になった箇所が少し痛むので、不安が大きいです。

もうあの激痛は嫌なので、心も身体もしっかりと療養したいと思います。



ある医学書をパラパラとめくっていると、
大切なことが書かれていました。


*参照

『心(感情)の乱れが胃の不調に』

身体の仕組みとして、お腹がすくと胃液が分泌されて、神経が働き食欲を起こし、食べものが運ばれます。
ところが美味しく食べている時に嫌なことを言われたり叱られたりして腹を立てると、食欲はいっぺんに失せてしまいます。
それは胃液の分泌がストップしてしまうからです。
また、イライラが続くと胃に穴があき、胃潰瘍になったりします。

こういったことは、胃と自律神経に繋がりが深いことをはっきり伝えています。
心(感情)と自律神経はつながっているから、
心がふさがると神経も硬直して働きが鈍くなり、細胞も開かなくなります。
すると毒素が流れなくなってたまってしまうのです。

まず、心の置きどころや考え方を切り替えることです。
心を開いていると、胃も回復していきます。

食べ方もよく噛んでから呑み込むようにする。
口から入った食べものをよく噛むことでこめかみがよく動き、脳につながって神経を活発にします。

脳が活発な活動をはじめると、
脳から愛情ホルモンが出るようになって心を養います。
胃ではペプシンが活性化して、胃酸で凝固したタンパク質が分解しやすいように助けます。

また、口の中でよく噛むと、
顎下腺からパチロンという活性ホルモンが出て細胞を元気づけ、
耳下腺から唾液を多く出すようになり、
食べものをアルカリにして胃へと流し込むことができるのです。
胃酸を出して待ち構えていた胃では、
アルカリ分が加わることによって消化しやすくなります。
ところがよく噛まないで呑み込むと、胃酸とうまく混ざり合わないため、胃に負担がかかります。
これが胃病へとつながっていくのです。

日本人は胃病や胃ガンが多いと言われています。
何をどのようにいただくか、
イライラしてやけ食いをしていないか、
胃液を薄くする汁物で流し込む食べ方をしていないか、
せかせかと忙しくかき込んでいないか。

心を解放するとともにこういったことを改善すれば、胃病からも解放されます。

神経は自分で動かしているのではありません。
すべて自然が動かしているのです。
胃が心とつながっていることを忘れないことです。
心を休ませることが、胃を休ませることになるのです。

*参照


何を食べるかに気をつけて10年ほど経ちます。

しかし、食べ方や食べるということ、
神経や身体の仕組みに対しては、
忙しさやストレスのままに置き去りにしていました。

病は気づきであり、
そこからあなたは何を学びますか?
というお知らせなんだと思います。

40歳の節目、改めて『食』『心』を見つめ直したいと思います。

治すものではなく学ぶものと考えて。

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