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本『悠久の時を旅する』

写真家・星野道夫さん。(参照『旅をする木』)

文庫を読んで写真集が見たくなり、
取り急ぎ図書館で借りれる本を借りてきた中の1冊。

写真集『新版 悠久の時を旅する』
星野道夫

https://crevis.co.jp/publishing/39/

ああすごい。
壮大な時間をかけて"この一瞬"を掴み取る。

求めて、求めて、求めて、
やっと出会えた一瞬を写真というかたちで永遠にする。

出会えないかもしれない。
いや、
出会えることが奇跡。

そんなわくわくにフォーカスし続けた彼の
喜びと驚きと感動が伝わる1冊。

無窮の彼方へ流れゆく時を、
めぐる季節で確かに感じることができる。

自然とは、何と粋なはからいをするのだろうと思います。

一年に一度、名残惜しく過ぎてゆくものに、
この世で何度めぐり合えるのか。

その回数を数えるほど、
人の一生の短さを知ることはないのかもしれません。

アラスカの秋は、自分にとって、そんな季節です。

『悠久の時を旅する』P143

この1週間はあるチームでちょっとしたゴタゴタがあった。
そこからの気づきはまさに今必要な学びではあるのだけれど、
珍しくかなり神経使った笑!

そんなとき、
アラスカの壮大な世界と静寂な時間に触れて、
中道に戻してもらった。

"行き過ぎたときは
真逆のものを持ってきて中和したらいい。"

なるほど、こういうことか!
ひとつ学んだ。

私は、厳しい自然条件の中で
ひたむきに生きようとする、
アラスカの生命の様が好きである。

それは、強さと脆さを秘めた、
緊張感のある自然なのだ。

『悠久の時を旅する』P20

星野道夫さん。
同じ時代を生きたもう会えない人。
一家に一冊置いてほしい1冊。

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不思議と本を選んだり読んだりするときは雑念が消えていく。
著者の意識レベルに引き上げられるからかな。

本は時間と空間を超えて出会える人との出会い。
心に響く光る言葉を知る機会。

たくさんの人に読んでもらえたらなと思い
本の紹介しています。
気になる本があったらぜひ読んでみてくださいね!

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