去場 司

映像にすると一瞬、写真にすると瞬間の断面は静止する。小説や詩、言葉だけが瞬間を永遠に引き伸ばすことができる。加速し情報が消化され尽くし、消化器官が不調を訴える時代において、大切な時間、愛や憎しみ、喜び悲しみを含む時間を永遠に引き伸ばす。言葉の力を信じて。小説家ワナビィ

ヒキで見る画面・異なるネットの景色

ラップトップを使う時に外付けのディスプレイと外付けのキーボードを使いはじめた。初めての経験かでいうとそうではなく、前にトライしたことがあるし、何ならしばらく使っ…

コーヒーのリズム・お茶のリズム

美濃加茂茶舗のティーバッグで水出し緑茶を飲みながら作業していると自然とフロー状態に入ることができた。舌先に触れるぬるく溶け合うような感触と甘みが、思考を妨害する…

日本的ネーションの亡霊はお茶と共にさまよって

お茶、茶道をはじめたのは「日本文化を(より深く)知ろう」とか「真の日本文化を学ぼう」という思いからだった。あれはそう、大学に入りたての頃だったか。右傾化やスポー…

空っぽを埋め合わせるようにビットの海に潜っても

情報の海、かつてはあれほどキレイだったのに。今やこんなにも濁ってしまっていて、フィルターの泡でもなんでもいいから澄んだ水の中でぬくぬくとしていたいだけなのに。見…

暗闇が怖かった頃

夜の街が怖かったのはいつまでだろうとふと思った。 電柱の影から男が飛び出してくる気がしたし、後ろから突然自転車が突っ込んでくるんじゃないかと怯えていたこともあっ…

新しい孤独と、新しい表現が生まれるだろうなと

電車にこんなに長く乗らないなんて初めてだ。高層ビルを見ないで、住宅街にこれだけ長く留まり続けるなんてのも初めてだ。  都市に生きているのに、家に引きこもっている…