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塚岡の過去日誌(無料)

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有料の「営業日誌」以前にnoteに書いたものからいくつか抜粋したものが格納されています。
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2023-02-18 架空の居酒屋黒板を6枚描いた男

2023-02-18 架空の居酒屋黒板を6枚描いた男

※今回はほぼ全文を無料で公開しています。

僕がライトノベル作家のロケット商会と毎週木曜日にYoutubeで放送しているラジオで、少し前に「居酒屋黒板」の回をやりました。

居酒屋黒板。皆さんもご覧になったことがあるでしょう。
あれは単におすすめメニューが書かれているだけでなく、読み物としての価値が非常に高いと僕は思っています。

コツを掴めば、居酒屋黒板は饒舌にその店の歴史、店主の考え、店の現状

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2023-03-22 「都市のバイオーム」を意識して散歩する

2023-03-22 「都市のバイオーム」を意識して散歩する

(今回はほぼ全文を無料公開しています)

昨日の日記に書いた「バイオーム」の話、分かりにくい書き方だったなと思ったので改めて書きます。これを意識すると散歩がかなり楽しくなるので…。

「バイオーム」という言葉、ご存じでしょうか。ゲーム用語として知っている人も多いかもしれません。

ゲーム用語としてはオープンワールド系でよく使われる言葉で、たとえば「雪原バイオーム」と言えば「雪原が広がるエリア」のこ

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2023-01-05 塚岡の仕事環境(全文無料・購読クーポン付き)

2023-01-05 塚岡の仕事環境(全文無料・購読クーポン付き)

7時半頃起床。朝食は柿。

柿って、柿にしかない味がして好きですね…。
当たり前と言えば当たり前なんだけど、リンゴやイチゴと比べて味の画素が多いというか。
「あまい」とか「あまずっぱい」とか「みずみずしい」とか、既存の形容詞では表現できない面白みがある。

本日こちらの配信です。22時から。よろしければどうぞ!

仕事はじめでした。

いい機会なので仕事環境を紹介してみようと思います。

まずディ

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2021/04/05 月:泡だらけの洗面所、悲しそうな顔の母。

2021/04/05 月:泡だらけの洗面所、悲しそうな顔の母。

テレビで「親の失敗を見たくない」という話題を見かけた。たしかにそうだ。親はいつまでも親であり、子はいつまでも子であるから、親の無謬性というようなものを信じていたい気持ちがある。これが叶わないと、人はいたく傷つくものだ。

僕がつよく記憶に残っている親の失敗は、25年ほど前に遡る。

当時我が家は貧乏で(いまも裕福ではないが)、けっこう長い間、二層式の洗濯機を使っていた。二槽式はとにかく丈夫で壊れな

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2020/04/04「個性はパズル」

2020/04/04「個性はパズル」

今朝は一度、妻が出勤する前に目が覚めた。6時半ごろだったかな。見送りだけして二度寝、起床は10時。よく眠る、ただそれだけでみなぎるパワー。

もうすぐ甥っ子3人のうち末っ子が高校生になる。ふと自分の高校時代を思い返してみると、それは「個性獲得」への戦いだった。公立小中学校のように、地域コミュニティと密接に繋がっているわけではないので「自分が何者か」をはっきりと表現しないといけない気がしていたのだ。

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2020/03/29「でもそれ、絵じゃん」

2020/03/29「でもそれ、絵じゃん」

この土日は東京都の要請で外出自粛。今日は妻も休みなので2人でおとなしく家にいた。朝9時過ぎに起きて、雪にひとしきり驚いたのち、交代でフットボクシングをし、シャワーを浴びてから金曜日に買っておいたパンで朝食。その後だらだらとNetflixを見て過ごす。こういう家庭が今日は多かったんだろうな。

昨日から引き続きで「石黒正数」を読み返したい気持ちが止まらなかったので、朝から「それでも町は廻っている」全

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2020/04/13「怒りを探す」

2020/04/13「怒りを探す」

今朝は8時ごろ起床。洗濯し、風呂。うちの風呂は分不相応にもミストサウナが付いているため、寒い朝に汗をかけるのはありがたい限り。ミストサウナ、すばらしい…。ありがとう… あったかい霧…。

近頃、実感として在宅勤務の人が過半数を超えた感じで僕のところに「家で効率よく仕事をするコツ」的なものを聞いてくださる方が増えたのだけど、そのメッセを機にどうぶつの森から這い出てきた僕のような者にすみません…という

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2020/03/27「入浴のファンファーレ」

2020/03/27「入浴のファンファーレ」

今朝はフィットボクシングおやすみ。最近ちょっとストレスの高い仕事が多いので、午前は休んで13時から仕事開始。まずは日記を書いてエンジンをかけよう。

日記をつけ始めて今回でまだ5本目?くらいなので、これまでなんとなく「身になること」を書こうとしすぎていた感がある。あぶないあぶない。

今回はどうでもいいことを書いて自分自身に対する日記のハードルを落としておこう。僕はどうも「自分にできうる最善」を求

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2020/04/18「中野からブリックが消えた日」

2020/04/18「中野からブリックが消えた日」

今朝は7時ごろ起床。妻が在宅勤務になってから、一緒に起きる相手がいるので目覚めがよくなった。

と、そんな日常雑記を書いているほど今日は心に余裕がない。僕が心から愛していた「ブリック中野店」が閉店のアナウンスを出したのだ。

10年以上通ったけれど「常連」を名乗るのはおこがましい老舗で、通い始めた25歳の頃はいつも店でいちばんの若輩者が僕だった。

(2012年、撮影:廣田達也)

トリスハイボー

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