見出し画像

「いいね」が稼げずに悶々とする同志たちへ

どうも、つかもとです。

突然ですがみなさん、SNSをやる上で「いいね」の数を気にしていらっしゃるでしょうか?

単純に友人とのコミュニケーションツールとして投稿する目的であれば、それほど気にすることでもないかもしれません。
しかし、イラストや写真などの表現の手段としてSNSを利用している人間は、どうしても他人の評価が気になってしまうもの。
その評価が一番わかりやすい形で現れるのが「いいね」だと思います。

「いいねの数なんて関係ないじゃーん、自分の好きな物を投稿しようよ!」なんておっしゃる方もいらっしゃいますが、大抵そういう人はそこそこ評価されているこの現状・・・

欲しい

いいね欲しい

欲しいんじゃああああああ!!


・・・なんて悶える日々もあったりなかったりしました。

「この100いいねついてる人と俺との差はなんなんだ?」

「せめて50くらいはついてもいいんじゃない?なんで?」

とか思ったりした時もあります。

評価の基準が一定ではない

何故こんなに悶々としてしまうのか
落ち着いてよく考えてみると、インスタグラムでもTwitterでも「いいね」される基準は投稿する作品のクオリティの他にフォロワー数が多かったり、たまたま多くの人が見ている時間帯だったり、繋がりのあるフォロワーの影響力が大きかったり、様々な要因があります。
純粋に作品の評価=いいねではないのが本当のところです。

・・・これがまたやっかいなところで、「いいね数が少なくても、これは作品に対する絶対的な評価じゃないから気にしなくていい!」と思えればいいのですが、ちょっと考えを拗らせると「俺の作品はこんなにも素晴らしいのに、こいつらはわかってねえ!」となってしまい、自らの作品に対して向き合うことができなくなってしまうことがあります。

かくいう僕もずいぶんとこの「いいね」の亡霊に苦しめられている内の一人です。インスタでこれまで最低でも30くらいはついていた写真が最近は一桁だとか、素晴らしいモデルさんの写真なのに思うようにいいね数が伸びない、とか・・・
そこで「こいつらはわかってねえ!」と思うのは個人の自由ですが、そこで捻くれた考えで研鑽する努力を止めてしまうのは余りにももったいないと思います。

SNSは絶好の修行の場

「SNS疲れ」と言われて久しい昨今ですが、インスタにしろTwitterにしろ、Pixvなどの特定の媒体に特化したSNSにしろ、そこには多くの作品が投稿され無料で閲覧することができます。本来であれば、素晴らしい作品から参考にできる部分をどんどん吸収できる修行の場であり宝の山のはずなのです。

原点に立ち返るために(写真の場合)

さて、この素晴らしい宝の山であるSNSを上手く利用するにはどうすればいいか。「気の持ちよう」と言えば易しですが、そう上手くいけば苦労はしません。

僕が「本来のSNSの使い方」に立ち戻ることができた。(少し気が楽になった)話をします。僕は写真を投稿することが多いので、写真投稿系SNSの場合の話です。

500pxという写真投稿サービスがあるのをご存知でしょうか。写真を撮ってる人の中では有名なSNSで、世界中から優れた写真が投稿されています。

ここでは「いいね」の他に「Pulse」というポイントシステムがあります。作品を投稿すると1~100点のポイントが採点され、その点数により以下のように検索表示のランクがつけられます。

80点以上・・・Popular
70点以上・・・Upcoming
70点未満・・・Fresh

「Popular」の中でも点数が上なほど多くの人に見られる可能性が高いです。この点数は投稿後24時間後には減点され、次の投稿写真に場を譲るようなシステムになっています。
ここでも僕は何点か写真を投稿しているのですが、「Popular」や「Upcoming」を取ることもあれば「Fresh」の評価で止まることもあります。ここで点数に一喜一憂するだけならいつもと同じなんですが、500pxにはこのランクごとの写真を検索できるようになっています。

何気なく「Upcoming」で検索しページをスクロールしてみると、多くの写真の中には数点目を引く作品があり、ポチポチといいねを押していました。このランクでも十分良い写真はあるのです。
そして、ある程度写真を見た後に「Popular」で検索をしてみると・・・・

いい写真が多すぎてページがスクロールできねえ・・・

マジでこれなんですけど、「Popular」の写真ってどれも見るものの目を引く何かがあるんですよね。「この写真の売りはこれやで!」というものが。「Upcoming」「Fresh」ランクの写真にはそれがいまいちピンとこない写真が多い印象でした。
「目を引く」というのは無限に作品をアップロードできるSNSの中で最も重要な要素であり、必ずしも作品の絶対的な評価を決めるものではないかもしれませんが、「Popular」の多くの写真に惹きつけられたのは確かです。仮にギャラリーなどで一点の写真として飾られたとしても、足を止めてじっくりと見ていたくなる写真が多いと感じました。

「作品と向き合う」ということ

500pxで感じたことは「いい作品にはその理由がある」という実に単純なものでした。これまで僕は作品そのものではなく「いいね」の数ばかり見ていた事に気がつきました。「いいね」数の曖昧さに惑わされ、失っていた作品に対して向き合う気持ちを取り戻すことができたのです。

これは500pxに関わらず、インスタやTwitterやPixvでも同じことができます。「いい作品を見つけて分析し、技を盗む。」これだけです。
自分の納得する作品を作り続ける事ができれば、必ず評価してくれる人も現れると思います。

SNS上に多く投稿され高評価を受ける作品の「良さ」を分析し、自分の作品に足りないものを知り、技を盗む。情報が溢れるネットの世界は、自分の技術と表現力を高める絶好の場であると、改めて感じた瞬間でした。

昨日感じたことをブワーッと書いたらかつてない長文になってしまった・・・はい、これは昨日感じたことです。今日から僕も頑張ります。

まあ、いいねは多いことに越したことはないけどね!


・・柄にもなく沢山文章書いたので投げ銭してくれたらすごく喜びます。
またこんな文章書いてくれや!と思っていただいた方は是非!よろしくお願いします!(全力で求めていくスタイル)

最後に僕のSNSを置いておくので、こちらも良ければご覧ください

Twitter

500px

Instagram

それではまた!


サポートしていただけると、つかもとはとても喜びます。