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モンテッソーリ教育を知る 第四章 『活動のサイクル』

他のシリーズはこちらにまとめています。

「活動のサイクル」

自分で活動を選んで、繰り返して、集中して、自分で終える、「仕事」
このサイクルこそ、子供を成長させる道。

仕事って本来、何かを人質に取られて(お金や社会的地位)するもんやないってことやんなぁ。
喜び、、、これが出来れば、、、むずい。
まさに↓やねぇ
「身分の低い人でも自分で働く者は、みずから高ぶって食に乏しい者にまさる(箴言12:9)」

モンテッソーリ教育「活動のサイクル」

1. 自由に選ぶ
2. 繰り返す
3. 集中する
4. 達成感を持って終える
→また1へ

自分で選ぶってのが大事。
そして変更できることも大事かと。
でも周りの目を気にして変更、は、励ましてなんとかしたい。
けど、急がない。

・子供が自分で変わっていく道筋を歩むためのサイクルである

自分で、自分のテンポで変わっていく。それが楽しいってこと。
わかるぅ。

精神的エネルギー、肉体的エネルギー
・この2つがバラバラになっている子に、乱暴な子や無邪気な子が多いらしい。
・バラバラになる原因の1つは、
例えば、子供が自分で心と体を働かせて、しようとしていることを、
大人が肩代わりしたり、邪魔したり、急かしたりすることなどが挙げられる。

→この2つのエネルギーを統合するのがこの「活動のサイクル」なのである!

大人の焦りが子どもにストレスになる。
僕の一番弱いところだ。
急かしてしまうんだよな。
「やってあげる」は、決して、いつでも優しさとなるわけではない。

・子供が満足して終えるまで待つと言うことが、現実的に難しいのではないか、と言う疑問に対しての解決法
1. あえて一旦放置して、その子の活動のリズムを尊重してみる。
    自分が他の人と違うことをやっている事を知ると、
    徐々に周囲の生活に合わせようと言う意思が育つ。
    それを待つということ。
2. 時計で予告させる。
    突然終了させるのではなく、予告し心づもりをさせる。
3. 自分で決めさせる。自分で目標を決めることで満足する。

・子供の中に「自分で区切りをつける判断力」を育てていくことも必要

予告させておく、自分で考えて終わりを決めるというのは、いいアイデア!
こっちからのお願いもできるしね。

・子どもを変えるのは、自分を成長させてくれる「仕事」。集中した後に、その子の本来の良さが現れる。
・子供が内面から良い方向へ変わるのは、自分の意思で始めたことを、全力を尽くして乗り越えて、「わかった」「できた」と言う達成感を得た時。
・だから子供は、仕事が大好き。仕事から達成感を得た子供は、安定し、素直になり、人に優しくなっていく。
・「自分を成長させる仕事」は、子供によって違う。子供がやりたいことを自由に選べるように、興味を持ったことのやり方を黙ってして見せること。そして中断せずできるだけソッと見守ること。

仕事は本当は楽しいものなんだなぁ。そうは思えなかったな。。。
「焦り」が「楽しみ」を蓋するのかな。

・モンテッソーリ教育では、乱暴だったり、無気力だったりするような状態の子供のことを「逸脱」している状態だと考える。そして、どの子も少しは逸脱していると言われている。
・その原因は1つ。子供のやりたいことを大人が妨げたために、子供の肉体的なエネルギーと精神的なエネルギーが分離してしまうからであるとされる。

逸脱というと道を逸れている感じだけど、歯車が噛み合ってないっていうことなのでしょうな。
訳すとニュアンス変わるよな。

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