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心つぶしてジュースにしたい
認められたくて仕方ないんだよ
認められなくてもいい自分さえ認めて欲しいんだよ
どうしようもないくらい、どこからどう見てもつまんないことくらい分かってんだよ
いや、ほんとは分かってない
でも分かりたくない
分かったふりして安心してる
だから言われると図星なんだよ
何言われても図星なんだよ
何にもできないから、なんにもしない方がいいんだよ
もうさ、どっちかにふるか
いや、こう言う思考がいけないんじ
軽傷ではある、でも泣きたい
幼稚園でデブだからお遊戯会の衣装、
つぐみは着れないよ!と男の子に言われたこと
つぐみの真似するね!
と、カタコトの英語をオーストラリア人にバカにされたこと
友達を家に呼んだら、ノリで押されて、
ドアが音を立てて、お父さんにバレてないか
とても恥ずかしくなったこと
夏の暑さで朦朧としながら
ボールを拾い続けた部活動で
一度だって自分を褒められなかったこと
自信はなかったけど
たくさん練習し
わからないことたくさん
年金制度
マイナンバーカード
ケータイ料金
死ぬ確率
こころ
ビジネス本
なみだ
あした
時代
手触り
分かんないこと考えなきゃ
何かをわかった気になると
すごく安心する
私は他の人より、世界の真理を知っている
欲望と悲しみを扱える
そんなふうに信じ込んで、
頭の中で誰かを言い負かすと
ほんとうにくだらないのだけど
すっきりする
そしてそんな自分が情けなくて
さっきまでの妄想をさっと手で仰ぐように消して
今度は何も知らないと信じ込む
自分はなんでも分かっているのだ、
と信じ込むことはこんなにも容易かったのに
分からなさ
はりぼてはいつも自分
普通の会社員をしている人の気持ちが本当にわからない。
毎日同じところに行って、同じような仕事をして、同じ人と話して、周りと同じような人になる。
自分の未来図がオフィスの同じ部屋のどこかしこに座っていることへの恐怖や虚無はないのだろうか。
たしかに、出世する、出世しない、色々ある。
でもどのパターンも大体想像できてしまう。
結末のわかることを頑張るのは、むずかしい。
それにその未来に対する絶対的な価
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会社に、何を言っても否定から入る人がいる。
「すいません、ここってファイル修正済みでしょうか?すいません、なんか私が多分場所分かってないだけなんですけど、あ、でも一応見はしたんですけど、えっと」
相手にできるだけ恥ずかしさを生まないよう
自分をわざとらしいほどに下げながら質問をする。
私はこういうことをよくしてしまうが、
彼は特別そうしないといけない人だ。
仕事の半分は掲示板を見て、お菓子
私にとって世界は全然まだ憎い
歳を取れば取るほど、世界を愛しているような気がする
花に見惚れたおばちゃんや
野菜の機嫌を見るじいちゃんや
猫を溺愛するばあちゃんは
世界を愛しているように見える
もし、歳を重ねるごとに
世界と触れ合うごとに
それが諦めではなく積極的合意で
世界を愛することができるなら
私は早くシワシワになりたい
とくべつな日のケーキ
我が家では誕生日やお正月などのとくべつな日には、決まってケーキを食べる。
違う味のピースを四つ買ってきて、
みんなで箱の中をぐーっと覗き込む。
「わぁ〜美味しそう!」
母と姉と私は反射神経で顔をほころばせる。
父は家族の中で男性として三対一で圧倒的マイノリティなので、
「ほんとだぁ〜」
と言いながらする小さな拍手が否応なしに身体に染み付いている。
みんなの待ち遠しさを一心に抱えて迎えられた
まいにちを指でたしかめる
今日で24歳になった。
「年齢とか人間が勝手に作ったものでしょ〜
ハレとケを区別するために祝ってるだけよ〜」
私の中の民俗学口曲がりおばさんが、ゴミ置き場のそばでそう言っているのはおいといて、
誕生日はうれしい
「誕生日は喜んだっていい!!
だって、そうだろう?たとえ誕生日が重んじられるのが、購買意欲を駆り立てるから資本主義に好都合だからだったとしても、
誕生日はたのしい!!」
左寄りぺこ
人生って思ってるよりくだらなくて、それが私にとっては救いだったりする
最近、ライブでお客さんが笑った時に、
これって奇跡なんじゃないかって
思う
なんの繋がりもなかった人同士に
ゼロから笑いを生み出せる
そんなことできる自分ってもしかして
ものすごくすごいんじゃないかって思うんだ
世界って、思ってるよりて美しくて
思ってるよりくだらない
だから、美しさにうっとりできる余裕を持ってもらえるような
くだらなさに気づいてもらえるような
そんなことをしたいなぁと思うな