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田舎暮らしをシェアする

はじめまして。

つぎはぎ農園」は、山口県萩市で、田舎暮らしならではの農体験・民泊を提供しています。

蔵を改装した民泊スペース

山口県萩市は、母の出身地で、祖父母が住んでおり、子どものころに遊びに来たことのある地域でした。ここで、母の知人経由で紹介された古民家に出合い、2017年に神奈川県から夫婦と子ども2人の4人家族で移住しました。
移住の理由は、本能的なもので、土を求めていたとでもいう感じでしょうか。子どもが生まれてからは特に、田舎にいると落ち着き、しっくりくるようになりました。大声を出しても、走り回ってもいい空間がたくさんあり、子ども本来の自然な動きに制約をかけなくてもいいという開放感。心底のびのびできて、体が喜んでいると感じたのでした。
田舎暮らしが日常になった今ではもう、その時の感覚を思い出すことがでません。

そして、海も山もあり、自然豊かな土地であるということに加え、古いものの価値を活かしながら、新たな価値を創造する萩のカルチャーも魅力の一つです。

移住後は、農泊の受け入れを始め、仲間と地域の空気感や暮らしの魅力を伝えるリトルプレス『つぎはぎ』を創刊。つぎはぎ編集部としてゆったりペースでリトルプレスの発行しています。

リトルプレス『つぎはぎ』

萩市は「明治維新胎動の地」として、歴史的に有名な観光スポットがたくさんあります。観光施設にある観光案内のパンフレットは、もちろん、求められている情報なのですが、萩市の魅力は、そこだけじゃない、むしろ日常の風景や暮らしのなかにこそ、あると感じていました。地元民にとっては当たり前すぎて何とも感じないところも、移住者の目線では、すごく新鮮でステキに感じられるものがたくさんあります。そんな日常や暮らしの空気感を伝える「つぎはぎ編集部」としての活動は、時が流れても、地域の暮らしを愛する原点です。

つぎはぎ編集部


また、『つぎはぎ』のご縁をきっかけに、全国のフリーペーパーやZINEを配布する「フリーペーパー専門店」ONLY FREE PAPER萩店をしています。

各地のZINEを手にすると、どの地域もオンリーワンで、誰かのスペシャルな場所なんだなぁと思えるし、遠く離れた地に暮らす人と共感できることはたくさんあると気付かされます。

現在、つぎはぎ農園では、人や環境にやさしい「農業」を模索し、種を蒔いているところです。

そして、「自然農の畑で農体験」「自然の恵を味わう手仕事体験」の体験プログラムのリリースをきっかけに、暮らしをざっくばらんに綴った『つぎはぎ農園日記』を発行しました。

内容は、移住、家族、育児、Iot狩猟、農業、お墓のことなど、個人的な話ばかりですが、関わる方と心の距離を縮めることができたらと考えています。今が食べ頃の甘夏と一緒に発送も行なっていますので、よろしければぜひ!

甘夏


移住から現在まで、サラッと振り返ってみたのですが、過去にWEB媒体で詳しく記事ています。

「カラふる」

これから、『つぎはぎ農園日記』に掲載した文章や、掲載しきれなかった内容、日々のあれこれを書きとめていきたいと思います。


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