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コーヒー屋泣かせの季節到来~イベントに用意すべきはホットか?アイスか?~

僕は現在今日でLaughterというコーヒーショップを運営しています。
さて、今週に入り京都は日中の気温が一気に下がる日が出てきました。
夜は半袖では寒いと感じる日もあります。

こうなってくると、ホットコーヒーが美味しくなる季節!
国際協定でコーヒーの新年度が始まる日というのにちなみ、10/1がコーヒーの日と定められていてまさにこれからがコーヒー業界としては盛り上がるタイミングです。

しかし、難しいのが「イベント出店」
アイスコーヒーとホットコーヒーをどのくらいの割合で用意するべきか。
非常に悩ましい季節です。

そもそも、アイスコーヒーはその場でドリップして提供する場合、抽出と提供の際に氷が必要となります。
製氷機や冷凍庫が確保できれば問題ありませんが、イベント出店時には中々そういった備品は確保できません。

そんな事情もあって、イベント出店の際は水出しコーヒーを事前に作っておいて持っていくケースが結構あります。
(Laughterの水出しコーヒーはかなりの自信作なので、ぜひ皆さんにも飲んでほしい!)

クーラーボックスで在庫を冷やしながら、提供は保冷ポットから行えば少ない備品でキンキンに冷えた状態で皆様にご提供できるので結構重宝しています。
しかし、難点はその場で数の増減が出来ないこと。
水出しコーヒーは約半日を掛けてじっくり抽出して作るので、足りなくなったら追加ということが出来ません。

せっかく出店しているので、売り切れてしまうよりは余るくらいのほうが良いと考え、余りすぎないくらいの量を狙って仕込むのですが、これが難しい…

「じゃあホットだけで出店したら良いのでは?」
と思いますが、晴れると昼間は結構暑くなることがあるのでそうもいかず。

逆にショッピングモールなどの出店では暑くなる予想で多めに水出しコーヒーを作ったけど、モール内が涼しかったのでホットコーヒーがよく出たということも。

とある記事では気温22度くらいがホットコーヒーとアイスコーヒーの需要の分岐点だそうですが、時間帯や日向か日蔭か、風があるかどうかでこの時期は簡単にホットとアイスの需要が逆転してしまいます。

ちなみに、丁度一週間前。
9/17に地域のお祭りに出店していました。
小学校の校庭が会場ということもあって、電源や水道を引っ張ってくることが出来ないという事情もあって、水出しコーヒーのみで出店しました。

とにかく暑かった!

先週は快晴で、最高気温はなんと36度!
お祭りが開催された15:00~19:00は夜になっても暑く、地域の皆さんも喜んでアイスコーヒーを飲んでくださいました。

しかし、今日は打って変わって最高気温は30度近くまで。
夕方になり、アイスコーヒーでは寒いくらいの気温になってきました。
一週間お祭りがずれていたらと思うとぞっとします。

普段とは違う場所で、普段は出会えない方と触れ合えるイベント出店ですが、お店とはまた違った難しさもあります。
コーヒーに限らず、どの業態の方もそれぞれの難しさと戦いながら出店されています。

なので、イベントなどの際は腹の底から美味しく召し上がっていただけると嬉しいです(笑)

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