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私たちと「学内カフェ」でアントレプレナーシップの養成とほっこり空間を作りませんか?
僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。
当店では、店舗の運営やコーヒー豆の卸販売を行っていることはもちろんですが、昨年度から始まった面白い取り組みがあります。
それが、「大学と連携した起業家講座の運営」
京都橘大学さんと共に行っているプログラムで、授業内で学生が主体となり学内で仮設カフェを運営するというもの。
学生たちは、コーヒー豆や機材の選定、店名やコンセプト決め、保健所への営業許可申請など営業開始までに必要なものから、値段・メニュー設定、接客やドリップなど実際の店舗運営に関することまですべての工程を担っています。
プロジェクトが進んでいくと、新メニューを考案したり、人件費が発生すると仮定してシフトの組み換えを行ったり。
より本格的に「経営」と向き合っていくことになります。
毎日必ず売り上げが出てくるので、それを見てトライ&エラーを繰り返すことが学生たちにとっても大きな学びとなっていきます。
私たちLaughterはコーヒー豆や機材選定、メニュー設計など全般をお手伝いすることはもちろんですが。
一番の強みは、「私たちの起業から現在に至るまでのお話が出来ること」
大学4年生時に学生起業で事業を始めた私たち。
初回講義で、会社紹介として起業してから今に至るまでのお話をするんですが、ここに伝えたい起業家的エッセンスが沢山詰まっています。
生産者の名前を頼りにタイの山奥でコーヒー農園を探したり、1時間半かけて伺った営業先に「こんな高いコーヒー豆はいらない」と商品を投げつけられ1秒で営業が終わったり、店舗開業に向けたテナントの契約直前でコロナ渦が襲いキャンセルしたり…
それでも、なんとか続けることだけは辞めずに店舗開業からまもなく4年が経とうとしています。
起業の辛さも楽しさも。誰よりも学生目線でお伝えできるのが私たちの強みです。
昨年度は11月~翌年1月中旬までの約3か月間、実際に学内に仮設店舗を設置しました。
短い期間ながら、教授と学生が雑談したり、職員同士でコーヒー休憩をしたりと、コーヒーを片手に自然と会話が生まれる空間が出来上がっていました。
その他、教授会などの集まりにポットサービスでコーヒーを届けたり、オープンキャンパスで親御さん向けにコーヒーを提供したりと大学ならではのコーヒーが輝く場面が沢山ありました。
また、市内のイベント出店にも挑戦し、学生たちにとってもまた貴重な時間となったようです。
今年度は昨年度よりも早くプログラムが始動し、先日初回講義を行いました。
学内でも評判で、今年は定員の倍の応募があり、面接も行ったそうです。
学生たちにとっては、実践形式のトライ&エラーを繰り返しながら経営の基礎を学べる、学内にはコーヒーを片手にコミュニケーションが生まれる。
我ながら「めっちゃ良い空間やなぁ~」と思いながら眺めていました。
この取り組みはLaughterならではだと思うし、様々な可能性を秘めています。大学だけでなく、専門学校や高校生との取り組みにしても面白いかもしれません。
コーヒーはただ飲んで楽しむだけでなく、無限の可能性を秘めています。
コーヒーと共に面白いことしていきましょう!
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