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コーヒーで乾杯しよう!

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。
コロナも明け、少しずつ外国人のお客さんも増えてきました。

外国人の方が来店されたときに「良いなぁ」と思うのが、お酒を飲むときのようにカップを軽く合わせてからコーヒーを飲むこと。

さすがに、「かんぱーい!」と威勢よくするわけではありませんが、当たり前のようにカップを合わせる姿は、なぜだかカッコよく見えます。

そもそもなぜ「乾杯」という儀式が始まったのか。
諸説ありますが、その昔中世ヨーロッパでは、相手を陥れるために毒殺が流行っていたそうです。
晩餐会などと称して相手を招待して、食事や飲み物に毒を入れる。

とても相手を信用できる状況ではない。

そこで、「乾杯」でお互いの器を勢いよくぶつけあう。
そうすると、中の液体が飛び散ってお互いの器に入る。
そのことで、お互いを信用しているという合図として「乾杯」が始まったという説があります。

乾杯にも壮絶な歴史があったようです。

お酒を飲めるようになり、飲みに行った人と乾杯をする瞬間はいつも楽しいものです。
そこまでのつらかったこと、嫌だったことを一旦忘れて、とりあえず今は楽しみましょうや!という晴れ晴れとした気分になれます。

その時間をともに楽しむという意味ではコーヒーもお酒も一緒。
皆さんもぜひ、コーヒーを飲む際に乾杯してみてはいかが?


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