【カフェ営業記】情報はしつこいほど出さないと届かない!
僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。
・「認知の壁」は想像以上に高かった
他人に知ってもらうことがこれほど大変なのか…。
店を続けて来ての素直な感想です。
今年でお店を構えて4年目になりますが、未だに徒歩圏内の方から「こんなお店があるなんて知らなかった」と言われます。地域のお祭りでも「初めて知りました」と言われることは珍しくありません。
情報で溢れ返っているこの時代。
情報の波をこじ開けて認知してもらう難しさとの戦いはこれからもつづいていくでしょう。
・情報はしつこいほどに出す
「想いは言葉にしなきゃ伝わらない」なんてよく言いますが、言葉にしても伝わりません(笑)
例えば、期間限定商品を出した時のこと。
皆さん、自分がたまにでも良いのでいくお店でいまどんな期間限定商品が出ているか知っていますか?
恐らく、ほとんどの方が答えられないでしょう。
人の興味関心ってそれくらいのものなんだと思います。
しかし、お店の人間からすると、期間限定商品についてめちゃくちゃ必死に宣伝してます(笑)
もう毎日、宣伝することに飽きてくるくらい宣伝しているでしょう。
それでも中々伝わらないものです。
お店を構えて初めて期間限定商品を出した時。
「毎日同じように宣伝してたらSNSを見ているお客さんも飽きるだろうなぁ」とペースを考えながら投稿・宣伝をしていました。
ただ、今思うとペースを考えるってあんまり意味がないなと。
自分がフォローしているお店が毎日同じ情報を上げていても「しつこいな」と思ったことは無いし、そもそも毎日情報を見られるわけでもありません。
・あるラーメン屋さんからの学び
Xをフォローしているラーメン屋さんで毎日同じ写真で投稿を続けている店がありました。そのお店が
「毎日同じような投稿ばかりですが、これくらいしないと伝わらないので!お許しください」と投稿してたことがありました。
確かにそうだなと。そして、このラーメン屋さんの投稿を見たときに
「しつこいな」とか「毎日同じ写真じゃねえか」って思ったこと無かったよなと。
いかに情報の発信者と受け取る者の間にギャップがあるか。学んだ瞬間でした。
・情報は出し惜しみしない
そんなこんなで、こんなに情報を伝えることが難しい時代に情報を出し惜しみしている場合ではないなと。
その情報が有益かどうか。その情報に触れるかどうかは受け取り手が判断してくれるので、このnoteもそうですが愚直に情報発信していきます。
・とりあえず新たな情報発信をはじめてみた
てなことで、お店にも月一回更新するフリーペーパーを作って置いてみました。コーヒーの小難しいことというよりはお知らせやちょっとパーソナルなことも書いています。
元々、よく通っていた「源湯」という銭湯で、浴室に「源湯ジャーナル」というオリジナルの浴室新聞が貼られていました。
これが入浴中の箸休めにもなるし、スタッフさんの近況が書いてあってめっちゃいいなぁと思っていたんですよね。
なので、今回はそれをパク…参考にさせてもらいました(笑)
効果がどれくらあるか分かりませんがとにかく地道に続けてみようと思います。
商品の良さと同時に、そのジャンルの商品を手に入れたいときに購買の選択肢に入る重要性を痛いほど感じている日々。
まだまだ試行錯誤を続けていきます。
ここまで読み進めて下さった皆さん。コーヒーショップ「Laughter」の名前だけでもぜひ覚えて帰ってくださいね!
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