見出し画像

コーヒーショップ「Laughter」ができること!&皆さんと描きたい未来

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

先日、noteで「仕事依頼」という機能があることを知りまして…
Laughterも、もっともっとコーヒーを通じて色んな世界に飛び込んでいきたいと思っていますので、Laughterとしてやってきたこと、またコーヒーを通じてお手伝いできることをまとめてみました。


①Laughterとは?

2020年10月、京都市上京区西陣エリアにオープンした自家焙煎コーヒー店です。

事業の始まりは、大学時代のこと。大学3回生の時、ゼミ活動で関わっていた会社にタイの少数民族出身の青年がおり、会社の社長共に彼の故郷を訪れる機会がありました。

そこはタイ北部の豊かな自然に囲まれた山岳地帯。かつては麻薬の原料でもあるケシの栽培が行われていた悲しい歴史があり、王室の国家プロジェクトによりコーヒーなどの栽培が始められるようになります。

そんなストーリーを聞きながら、大自然の中で自ら収穫し焙煎したコーヒーは最高に美味しかったのです。
「タイコーヒー」に無限の可能性を感じたものの、品質には大きな課題が。
帰国後文献や聞き取り調査を行いますが、当時タイコーヒーに関する情報はほとんど出回っておらず、大学4回生になった僕はその年の6月、タイコーヒーで夢を追うか諦めて就活をするか。区切りをつけるためにタイに向かいます。

そこで、たまたま入ったカフェで感動的に美味い!と思えるコーヒーに出会います。そこから、エリア名と農園主の名前を頼りにこのコーヒー豆を探すチャレンジに。村人や小さな食堂のおばちゃんにも協力してもらい奇跡的な出会いを果たすのが、現在看板商品として扱っている「タイ・チャーリー農園」のコーヒーです。

そこから手続きを進め、2018年10月にタイコーヒーの構想時から共に動いていた友人と株式会社アカイノロシを設立。
コーヒー豆も無事に日本に到着し、そこから卸売・小売・店舗を持たないスタイルでのイベント出店を続けてきました。

毎週のイベント出店が板についてきたころ、新型コロナが大流行。
イベント出店は一切出来なくなり、「自分たちの力で販売できる場所を作らなければ」との思いから2020年10月のオープンに繋がります。

Laughter NISHIJIN
Laughter NISHIJIN

2022年11月には京都市左京区の賀茂川沿いに二号店の「Laughter KAMOGAWAstand」をオープン。

Laughter KAMOGAWAstand
Laughter KAMOGAWAstand

また、2021年11月には初のコラボ店「Laughter CHIKIRIYA GARDEN」をオープン。老舗花屋「ちきりやガーデン」の本店内にコーヒースタンドを構え、お花に囲まれた空間でゆったりとコーヒーをお楽しみいただけます!

Laughter CHIKIRIYA GARDEN
Laughter CHIKIRIYA GARDEN

②Laughterができること

かれこれ5年以上コーヒーと関わってきましたが、僕自身実は21歳までコーヒーを一滴も飲んだことがありませんでした!
信じられないかもしれませんが(笑)
そんな僕だからこそ、ただ美味しいかどうかだけではなく、コーヒーが持つ空間をそっと彩る力や人と人とをつなぐ潤滑油のような部分に大きな魅力を感じています。Laughterとしても共にコーヒーの様々な可能性を広げていければと思っています!

・コーヒーの卸売販売&サポート

コイコイ商店(京都市左京区/タイ料理店)
cafe m-alie(京都府宇治市/スイーツカフェ)
KAWA KITCHEN(東京都蔵前/ヴィーガンカフェ)
Guitar&Coffeeまほらま(神奈川県小田原市/ギターショップ兼カフェ) 等々…

卸先さま一部

お店のジャンルやエリアは問わず、お取引をさせていただいています。
お問い合わせがあればまずはヒアリングからスタートし、ご希望があればオリジナルブレンドの作成も行います。
また、オペレーションに応じたコーヒーマシンや器具のご提案も可能です。
コーヒー豆での卸販売はもちろん、粉での納品やドリップバッグ、水出しコーヒーでの卸売もしています。
カフェ利用だけでなく、雑貨店やセレクトショップでの販売用としての卸売も可能です。過去にオーガニックショップや雑貨店でのコーヒー豆、ドリップバッグの販売実績もあります。

また、オフィスやコワーキングスペースへの卸販売も行っています。

コーヒーのノウハウはなくても大丈夫です!
どうすれば無理なくコーヒーを提供できるか?そんなところから一緒に考えていければと思います。

以前、Laughterのコーヒーを使ったティラミスを制作し販売頂いたことがあります。ケーキやティラミス、かき氷といったLaughterの豆を使ったコラボ商品も今後どんどんできたらいいなと!

・オリジナルドリップバッグの作成

コーヒー器具がなくてもお湯を注ぐだけでコーヒーが作れるドリップバッグ。
Laughterでは一つずつ手詰めしていますので、小ロットからオリジナルでのドリップバッグが作成できます!
使用するコーヒーはもちろん、外装もオリジナルデザインにすることが可能です。

写真は以前結婚式の引き出物として使用していただいたときのもの。

イベントでのお土産品などにもぴったりです。

・コラボ店の展開

先ほどご紹介した2021年11月オープンの「Laughter CHIKIRIYA GARDEN」
老舗花屋「ちきりやガーデン」とのコラボ店となっており、商品の提供はLaughterから、店舗の運営はちきりやガーデンとフランチャイズのような形態を取っています。
ですが、オリジナルロゴやオリジナルブレンドの作成、店舗設計から関わるなど単なるフランチャイズでは終わらない伴奏支援も行っております。

ちきりやガーデンへの出店も、お花選びや花束を作っている待ち時間など些細な時間を楽しめる仕掛けがないか?というところからスタートしました。

日常のちょっとした時間をコーヒーの力でもっと鮮やかにできるはず!
そんな仕掛けを出来ればと思っています。

・大学と連携した起業家講座の運営

こちらは昨年初の試みで行ったものです。

京都橘大学のアントレプレナーシップ講座の一環として、半年間講座のアドバイザーを担当しました。
初回講義で、起業・店舗開設までの道のりを学生の皆さんに紹介。以降は、コーヒーの抽出や店舗運営に関するアドバイスを行い、約3か月の間大学内に仮設のカフェを設け、学生の皆さん自身で運営を行っていただきました。
メニュー構成やポップの作成、売り上げや経費の管理などもすべて学生さんが行い、カフェの営業を通じてビジネスモデルの構築や目標設定について肌で感じてもらう講座となっていました。

こちらも、コーヒーの提供だけでなく、一緒にオペレーションや使用器具を考えるところからの伴奏支援をさせていただきました。
また、僕自身も学生時代に会社を立ち上げていることから、学生起業の楽しさ・難しさもお伝えしました。
授業合間の学生や教授、職員だけでなく、学内で定期的に開かれている会議へのポットサービスなど思わぬ需要も見えた半年間でした。
また、学生の皆さんと様々な形で携わった半年間は刺激的な時間でもありました。

もっともっといろんな方と輪を広げていきたい。そう感じた半年間でした。

・その他…

コーヒー業界は農園での買い付けから、輸入、焙煎、抽出とかなり分業制になっています。そんな中で、買い付けから販売まで行っているからこそできることが沢山あります。
そんな強みを存分に生かした事業をこれからも色んな方と作り上げていきたいと思います!

③何かございましたら…

このnoteを読んで興味を持っていただいたら…
inf@akhainoroshi.comまでお気軽にご相談下さい!InstagramのDMからでもお気軽に受け付けております。

こちらのお問い合わせフォームからもどうぞ!
こちらのお問い合わせから実際にお取引が始まったケースもありますので、些細なご質問やご相談でも何でもお待ちしています。

④一杯のコーヒーから笑顔あふれる空間を

「Laughter」には「笑う」という意味があります。
右も左も分からない中向かったタイ北部の山岳地帯。
タイ訪問何回目かで初めて農園主のお家に泊まらせてもらったときのこと。
翌朝目を覚ますと、日本人が来ているといううわさを聞き付けた周辺のコーヒー農家の方も集ってのコーヒーパーティーになりました。
各々が自分の農園で作ったコーヒーを持ち込んで、嬉しそうにドリップしてくれました。その瞬間、言葉が通じなくとも(タイ北部の少数民族の方はタイ語とはまた別の言語を使用しており、タイ人の方でも通訳できないケースがあります)コーヒーが美味しい!ということで笑顔になり、心を通じ合わせることができた。
そんな、コーヒーで笑顔が紡がれる空間を作りたいとの思いで「Laughter」と名付けました。

僕の野望は全国47都道府県にLaughterが関係するお店や場所を持ち、47都道府県に「会いに行ける場所」を作ることです。

まだまだ小さな僕たちですが、コーヒーを通じてまだ見たこと無い世界を様々な方と作り上げていきたいと思っております!!

p.s 個人的には「書く」を仕事にしたい!という野望があります。
noteでも日々仕事のことから趣味のことまで書き綴っています。
僕のnoteを読んで少しでも面白い!と思っていただけたらそんなお仕事のご連絡もいつでもお待ちしています…



この記事が参加している募集

私のコーヒー時間

仕事について話そう

もし記事を読んで面白いと感じていただけたら、サポートお願いいたします! コーヒーの勉強や書籍の購入に使わせていただきます。